ガーキンは再保険会社スイス・リーの本社ビルだったこともある。売却の仲介会社として、サビルズとデロイト・リアル・エステートが指名された。29日付英ガーディアン紙の報道によると、2社は6億～6億5000万ポンド（約1040億～1120億円）での売却を目指している。

総面積約4万6000平方メートル（東京ドーム1個分）に上るガーキンは、所有者の1社が支払い不能に陥り、4月に管財人の管理下に置かれていた。しかし、サビルズのセントラルロンドン投資ヘッド、スティーブン・ダウン氏によると、所有者の厳しい財務状況にかかわらず、内装と外装に問題はないという。同氏はガーディアンに「非常に良い状態だ」と述べた。ガーキンに対してはすでにある会社が関心を示しており、ダウン氏は、売却が9月末または10月初めまでに完了するとの考えを示した。

ロンドンのシティで売りに出されている著名オフィスビルはガーキンだけではない。 英金融大手HSBCの本社ビルも売りに出されている。ガーキンと同じノーマン・フォスター卿が設計した44階建てのHSBCビルは、売却価格が11億ポンドを超え、英国の不動産市場で過去最高を更新する可能性もあるという。

ソース（ウォール・ストリート・ジャーナル日本版）
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304180804580060831116436788
写真＝上空から見た「ガーキン」

ザ・シャードが竣工したばかりだけど、この有り様で運営は大丈夫なんだろうか。

このかたちって雨が降ったら全部壁をつたって行きそうだけど
どうなんだろう？ｗ