【ワシントン＝藤井彰夫】曲折の末、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の次期議長にイエレン副議長が昇格することになった。
オバマ大統領の第１の候補ではなかったイエレン氏だが、成長と雇用を重視する「ハト派」で、市場関係者、経済学者、ＦＲＢ内での評価は高い。
米財政協議の難航で米政府・議会への信認が低下するなかで、大統領はＦＲＢ議長人事をこれ以上長引かせるのは得策ではないと判断したとみられる。

イエレン氏は著名な経済学者であると同時に、ＦＲＢエコノミストを振り出しに理事、地区連銀総裁、副議長まで務めた中央銀行のベテランだ。
また、クリントン政権時代に米大統領経済諮問委員会（ＣＥＡ）委員長を務め、政府での経験もある。

　こうした経歴から９月には300人を超す経済学者が連名の推薦状を大統領に送付。市場でも「バーナンキ議長の政策の継承者」として信認を得ている。

　だが、オバマ大統領にとってイエレン氏は第１の候補ではなかった。
オバマ氏は、大統領候補時代から政策助言を受け、08～10年まで国家経済会議（ＮＥＣ）委員長として政権を支えたサマーズ元財務長官を起用する意向だった。

　指名直前になってサマーズ氏について、強引な性格や過去の失言、さらにクリントン政権時代に進めた金融自由化などに反発する声が、大統領の身内の民主党左派から広がった。
シリア問題への対処で議会への根回しが遅れた結果、承認が極めて難しい情勢になり、サマーズ氏自らがＦＲＢ議長候補を辞退する異例の展開となった。

　大統領はサマーズ氏、イエレン氏のほか、コーン前副議長も候補として面接した。
ＦＲＢ議長指名は、政府機関の一部閉鎖に至った議会の財政協議のメドがついてからとの見方もあったが、最終的に市場、経済学者などの間で幅広い支持があるイエレン氏の起用が適切と判断した。

　ただイエレン氏をめぐっては、民間金融界に籍を置いたことがなく、サマーズ氏のように政府内で危機管理に携わった経験もないことを弱点とみる向きもある。
次期議長就任後は、市場混乱の際の危機管理の手腕が問われることになりそうだ。

画像

ソース：日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM09013_Z01C13A0EB2000/?dg=1

ヒマなもんで・・・

イエレン　バーナンキ　オバマ　を並び替えて

オレナー、バイキンマン・バエ　　　

マエストロともてはやされたグリーンスパンが、サブプライムの危険性を無視した
決断できない日和見主義者が、世界の経済をダメにした
今度のイエレン氏は、過去の発言は的を得てるし、決断も早そうだ
サマーズよりも良かったと思うぞ

安心してレトルトする為には、身内以外の有能者で固めておく必要がある。
って感じか？

アカロフの奥さんだっけ？

なんか失敗したような気がする