新生「村上ファンド」の代表は娘の村上絢氏(27)「われわれが株主になったとき、ただでアドバイスがもらえると喜んでもらいたい」
村上絢氏(27)が最高経営責任者(CEO)を務める投資会社C&I Holdingsは6月、液晶部材や車載電装品などを扱う電子部品商社の黒田電気 に対し臨時株主総会招集の請求を行い、世彰氏ら4人の社外取締役の選任を求めた。同社の業績面の実績を評価する一方、資本政策や企業の合併・買収(M&A)を活用した成長戦略という点では改善の余地があるとみているためだ。
絢氏は10日のブルームバーグのインタビューで、投資対象について「割安な銘柄。内部留保が多く、それを活用していない会社。経営能力は高いが、コーポレートガバナンス(企業統治)がしっかり効いていない会社」と指摘。その上で、「われわれは、より株主価値を上げるということに対し第一人者。本来なら、われわれが株主になったとき、ただでアドバイスがもらえると喜んでもらいたい」と述べた。
黒田電株主の5割近くは外国人投資家 だ。「少数株主にもアプローチし、賛同の意見をもらっている」と絢氏。C&Iは現在、関係会社や世彰氏らの保有分も合わせ発行済み株式総数のおよそ15%に当たる黒田電株を保有している。創業家で元社長の黒田善孝氏は文書で、C&Iが提示した社外取締役候補について「黒田電気の変わらない状況を打破し、より強くて良い会社に変えていくであろうと信じるに至った」と賛成する意向を示した。一方、黒田電は10日、16年3月期の年間配当計画を1株36円から94円に引き上げると発表。今期から18年3月期までの株主還元方針も示し、純利益の50%相当分に対し配当性向を30%とし、残りの50%相当分は経済情勢や資金需要を勘案しつつ、配当性向を50-100%の間で決めるとした。8月28日に臨時株主総会を開催し、C&Iらの社外取締役選任議案に反対する方針も同時に表明した。持丸守業務執行役員は、「十分ガバナンスは効いていて、これ以上は不要。追加選任は不要。それ以上でもそれ以下でもない」とブルームバーグの電話取材で述べた。
村上家資産で運用、最終決定は世彰氏も
C&Iは、中堅・中小企業支援を手掛けていた旧ベンチャー・リンクが前身で、12年3月に民事再生法の適用申請で経営破たんした後、村上氏らが引き継ぎ、投資会社として再出発した。運用するのは、かつて世彰氏が設立したM&Aコンサルティングのように他者から資金を預かるのではなく、「全て個人資産。村上家の資金でやっている」と絢氏は説明。銘柄選定は世彰氏、絢氏、福島啓修副社長ら5人で行い、最終決定には世彰氏も関わる。
「父のやっていたファンド時代は顧客がいて、説明責任があり、リターンを出さないといけなかった。今はわれわれでリスクを取り、決定できる」と絢氏は話す。大量保有報告書を提出している企業は現在5社ほどで、保有比率5%以下では30社程度に投資。絢氏によれば、世彰氏がトレーディングをしていることが多く、C&Iグループとして黒田電以外にも自動車部品メーカーのヨロズ に配当性向の向上を求めた。絢氏がCEOに就いたのは6月。「父の考えに強い共感を持っている。日本のマーケットが遅れているとずっと思っていて、高校生から業界に入りたいという思いがあった」と言う。慶応義塾大学卒業後はモルガン・スタンレーMUFG証券に勤務、2年半前にC&Iの系列会社に入り、シンガポールに住む世彰氏から哲学を学んだ「投資家として能力はすごく高い。この世界の第一人者」というのが娘の父親評だ。
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世彰氏は1983年に通商産業省(現経済産業省)に入り、退官後に投資会社を設立。阪神電気鉄道(現阪急阪神ホールディングス )の筆頭株主となり、プロ野球阪神タイガースの上場を経営陣に進言TBS(現TBSホールディングス )に対しては経営陣による買収(MBO)を提案するなど物言う株主として注目を集めた。
ニッポン放送株をめぐる証券取引法違反(インサイダー取引)の罪に問われ、11年に懲役2年、執行猶予3年の判決が最高裁で確定した。世彰氏は通産省時代、コーポレートガバナンスと株式市場の活性化について研究を重ねてきたが、「父の考え方を浸透させるのには早過ぎた。日本に拒絶された部分もある」と絢氏は振り返る。一方、現在は安倍政権が日本再興戦略でコーポレートガバナンスの強化を掲げるなど、企業の経営効率向上は今や国策となり、配当や自社株買いなど株主を意識した経営にかじを切った企業は増えてきている。
絢氏は、父親が目指した理想に「時代の方が追いついてきた。父は日本が好き。父がやってきたことに携わり、上場企業に働き掛けながらより良い経営環境をつくっていきたい」と語った。14日の日本株市場では、13日に開示された大量保有報告で世彰氏による5.15%の株式保有が確認されたエレクトロニクス商社のエクセル が一時300円(21%)高の1727円とストップ高。同氏の保有比率が4.92%から6.04%に上がった半導体商社の三信電気 も一時7.8%高の1349円と、52週高値を更新した。
ポンコツ部品メーカーなんかに投資してどーすんのよ
林檎みればわかるだろ
利益がでかいのは最終製品を作ってるメーカーなんだよ
ま、村上銘柄とか言って値騰がった所で売り逃げするんだろうが
内部留保あったらそれを世間に知らしめるだけでも株価上がる。
そしたら売り抜け。
ほとんど広報みたいなもんだな。
配当上げたって一時的なもんだしたかが知れてる。
所詮、金目でしょう?w
配当目当ての権利買いを「投資」とは聞いて呆れるわw
こいつらの無茶苦茶な要求で経営傾いても知らんぷりだもんな
お情けでファンドなんかやってる奴いないよ
本職はマネロンだろw
合法って言えば合法かもしれないけど、こういうユダみたいな仕事してるとそのうちに誰かにぬっぽろされちゃうよ
合法であっても「恨み」は買うからねww
自由経済を継続するには弱った企業を退出させる仕事も必要だぞ。
強い企業はターゲットにならないだから。
非常にグレーゾーンの仕事に思える。
このグレーゾーンの仕事を限りなく白に近づけるのがこの人の仕事か。
絶対手を出さず監視しとこw
そろそろ売却撤収して崩壊待ちしたほうがいい。
いやなら上場するなで終わる話
これが投資の現実だ!アホか?勉強しろ!
懲りない奴らだ
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1436847763/
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コメント
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コメント (11)
親父の場合はコネが強かったから捕まらなかっただけだろ
「通産省出身として、通産省の人脈を活かして情報を集め運用していく」
とか、通産省の出身じゃなかったら設立時点でインサイダー取引で捕まってる
メガネっ娘なら許す(´・ω・`)。
インサイダーすればそりゃもうかるやろ、何をえらそうに。
ベンチャーリンクとか懐かしいね。
山師みたいな会社で見てて面白かった。
カーブスが最大のヒットだっけ?
村上が欲張り過ぎたせいで規制や法改正があって、何かとやりにくくなった。
…と、知り合いのコワいおじさんが言ってたな。
親父だとイメージ悪すぎるから娘を立ててるだけだな
ハゲタカ親子の逆襲が始まるwww
親が子供を世界で第一人者なんてこと言うのって、厚顔無恥じゃなきゃいえない
だから、自分も子供もどんなに人に迷惑かけてるかわからないってことだな
122が正しい。株主からの圧力はあって当たり前。
そもそもしっかり経営してれば改善の余地は無いんだから狙われることもない。
ハゲ鷹とか言いがかりだろ。はっきり言って昔からの株主は村上を歓迎してると思うよ。
村上の親父の 髪質って不自然
禿たか