１６日の東京株式市場は円相場の急伸を受けて、ほぼ全面安のなか大幅反落で始まった。日経平均株価の寄り付きは、前日比２９５円７４銭安の１万６８１２円９６銭。序盤でさらに下落し、下げ幅は３００円を超え、一時１万６８００円を割った。

１万６８００円割れは昨年１２月１７日以来、ほぼ１カ月ぶり。午前９時すぎに下げ幅は一時３４０円を超えた。９時１０分現在は、３２０円安の１万６７８８円。

朝方の円相場がスイス・フランの急騰の影響で上昇し、１カ月ぶりに一時１ドル＝１１５円９０銭台まで円高ドル安が進んだ。スイス国立銀行が対ユーロ相場でスイス・フランの上限を廃止したため、スイス・フランが一時約３０％急騰。これに関連する形で同じ安全通貨として円もつられて大きく買われたために１ドル１１５円台まで急伸した。

さらに前日のニューヨーク株式市場のダウ工業株３０種平均は１０６ドル安と５営業日続落したこともマイナス材料となった。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）の始値は、前日比２２．１５ポイント安の１３５４．４５。東証１部銘柄のほぼ９割にあたる１６５０が値下がりしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150116-00000503-san-bus_all

日本市場は、ロンドン、ＮＹに比べ変化に過剰応答しやすくボラティリティが高い市場。業績相場の色が強いならロンドン、ＮＹの変動が大きく、日本市場の変動は少ないはずだが、実際は逆に動く。

まあ昨日の上げが異常だったんだけどね。

順次、顧客毎に対応している模様。

だって、胴元も飛ぶんじゃね？