社員の20人に1人は必ずD評価にする。価値観の合わないヤツも最低評価な。

同社人事本部 全社人事部長の武田丈宏氏が独自システム「GEPPO(月報)」の活用方法、人事データを分析するために新設された「人材科学センター」、下位5パーセントの人材にマイナス査定を行う「ミスマッチ制度」について解説
(中略)
武田:半期に1回査定をしているので、そのタイミングでミスマッチ制度をやっています。どういうものかというと、ポイントが3つあります。まず「下位5パーセントを必ず出してください」と。部下が100人いれば5人、20人いれば1人、必ず下位を出してもらうようにしています。20人に満たない部署は、だいたい4パーセントくらい集めてくるので、3500人いると150人くらいが毎回上がってきます。
その後にぼくら人事で議論をし、役員会に持って行って、その時にもよりますが、15人から20人くらいのミスマッチ認定を役員会の決議を経てやっています。パフォーマンスが低い社員もたくさん出てくるのですが、ミスマッチ認定をする価値基準は1つで、「会社と価値観が合わない人」。周りに迷惑がかけているというポイントだけで、15人から20人を選定します。
高橋:業務遂行能力ということではなく、チームワークとか勤怠で悪影響を及ぼすという視点で捉えているということですか。
武田:そうですね。勤怠も朝だしが遅くても、その人がいないから探すのに周りがすごく時間がかかっているとか、朝会の伝達事項を別にしなければならないみたいなことは、完全に迷惑がかかっているということです。
(中略)
ミスマッチ認定を受けた人材の半分が退職
高橋:3年くらい前にミスマッチ制度を導入したときの藤田社長のブログの抜粋を読みます。「下位5パーセントをD評価とする。これはすべてのマネジメント、上司が執り行うので、20名以上いる方は1名まず出しましょう。D評価1回でイエローカード、2回目でレッドカードとなり、2回目で部署異動または退職勧奨のいずれかを選択してもらう」。このように極めて厳しい制度です。
そのD評価判定の基準は、仕事のパフォーマンスだけでなく、価値観、文化が合わない人が対象となるといった内容が書かれています。そしてさらに、評価においてもD評価をまったく付けない上司は、その上司自身がD評価対象になりうるという厳しいことも書かれています。これに対する反発ないしは退職勧奨のロングリストになるのではないという問題を、どう乗り越えてこられたのでしょうか。
武田:もちろん法律的なところは丁寧にやらなければならないし、ここには退職勧奨と書いてありますが、よほどのことがない限り「退職してください」という話はしません。基本的には会社の価値観と合わないので、このままだと会社も評価できないし、あなたも評価されないから互いにアンハッピーなので、あなたが変わるか、お互いにハッピーになる別の選択肢もあるのではないかという話をして、本人に選んでもらうという感じです。実際の数字でいうと、100人くらいミスマッチ認定になり、だいたい50人くらいが退職しています。残り50人のうちの半分くらいが何らかの形で改善し、残り25人が引き続き対話をしているということです。
高橋:藤田社長のブログの後半を読ませていただきます。「ミスマッチ制度は厳しいようですが、この会社で成長や昇進の見込めないことを率直に伝えることのほうが、よほど誠実だと思います。本人のためにも会社の文化と肌が合わずいつも不満を感じている人は、一度しかない人生の時間を無駄遣いすることなく、できるだけ若いうちに転職するべきだと私は思っています。
また、会社の価値観と合わない人に対して、どうして21世紀を代表する会社を創らなければならないのかということから経営陣が説明しなおすつもりはありません。誰にでもみんなにやさしい会社は、いずれみんなを路頭に迷わせてしまうだけです。優秀な人に存分に報いるためにも、メリハリの効いた人事制度を心がけていくつもりです」。まさに信賞必罰に訴える、私が常に唱えているポイントだと思っています。これをやり続けているからこその筋肉質な体制が維持できるということなのでしょうか。
武田:はい。
高橋:ミスマッチ制度はホームページにも載っていないですか? サイバーエージェントさんのホームページに「おもしろ人事」ということで、かなりいろいろな施策については出ているのですが、いまのポイントはおそらく出ていなかったのではないかと思います。貴重なお話をありがとうございます。
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1458090945/
上が優秀ならそのサークルに入るのは正しいってことだろ
一般的な会社じゃね?
日本型の「和を以って尊し」で社風に合わない異分子は排除しますよってことだろ
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会社にもガチガチの日本型上下関係の社風から大学のうぇーいサークルみたいなのまでいろいろあるよな
おれはウェーイサークルでやれるとは思えん
俺も不本意な部署に異動させられ苦しんだ。
もうクビにしてくれって思ってたから
この制度は賛成。
中小企業は余裕ないからそれ以前に追い出しにかかるけどな
日本の労働法下で、事実上の退職強要をできるのかよ
自ら、ブラック会社と暴露しているw
上司から話しかけられないとしゃべらない奴とかはいくら仕事頑張ってても評価されない
和を乱す奴は許さないという
かなり日本的な風土を持った会社なんだね
普通なら合っていない部署だけで退職になったり、ストレスで鬱になったりするし。
次の日から妬み嫉妬で嫌がらせの嵐
次の月仕事量を調節して成績をワザと落としたら上司から呼び出され
説教&嫌味で会議で吊るし上げ
結果出したら嫌がらせ、ちょっとセーブしたら嫌味の嵐
結局辞めたよ、クズとは一緒に仕事出来なかった
これでもミスマッチと言われてしまうんかな?
上手く派閥作るべきだったな。
ま、そういうのにもコミュ力使う必要あるってこった。
栄養成績が悪いならミスマッチだな。
嫌なら辞めろの世界だわ。
まあ仲良くなりすぎて批判できないより多少緊張感あった方が会社的にはいいのかもね
サイバーでD評価がつく奴ってそーとーの無能というかアホというか池沼系だよ
普通に仕事してれば最低評価なんてつかない
そういうアホを採用した部署長と人事が責任逃れするために
将来の厄の目を早めに摘んでおくってそういう仕組みなだけ
まあCやB評価でも無能や怠け者はたくさんいるけどね
つまり意味のない制度
社員の方も無理して会社の価値観に合わせる必要なくなるしね。
たいそうな理由をつけて、他人を従わせるのを楽しんでるだけ
それも大事だろ
が、たぶんちゃんと運用できない
>D評価をまったく付けない上司は、その上司自身がD評価対象になりうる
どこの秘密警察ですか?w
あんまり露骨ないじめをすんなよ。
そうやってると、だんだんと本来会社の外にでるはずのない不祥事や失態がマスゴミに漏れることになる。自身は会社に冷遇されても、ネタをマスゴミにリークして、記者がペン1本でバッサリ会社を斬るのはストレス解消に最適だね。経営陣が右往左往するのを見て楽しむ。
ソースは俺。
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コメント
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コメント (21)
アメーバの運営とかでも、ほんと腐った根性丸出しでやってた会社だったかなぁ。ここ
D評価が沢山出た場合、そんな奴を入社させた人事側には責任生じないの?
幹部にD評価つけるシステムがない時点で欠陥制度だろ
行き着く先はその幹部のせいで会社こけるシャープの道よ
D評価20人で人事部にイエローカード、50人でレッドカードです
余裕のない会社なんだな。ある日突然潰れそう
多様性とは何だったのか
そりゃ日本にろくな指導者が居ないわけだw
発達障碍者を炙り出す仕組みだな。
昼飯を一人で食う奴も障碍者認定されてクビになりやすい。
採用システム変えて、退職者を減らしたら良い。
あと、みんな言っているように、多様な議論を円滑にできる人間が評価される仕組みが必要。
と言っても、恣意がはいるので、これを何とかしないと、どうしようもないけどな。
これどっかのアメリカのIT企業でもやってたけど、あんまりいい制度じゃなかった、っていう結論だしてなかったけ?
同じ会社風土じゃないから、やってみなけりゃわかんないだろうけど、すでにうまくいってないっていう結果をだしたところもあるのをとりいれるのか
下位数パーセントを強制的に選ぶってのは相対評価で査定をやってるってことか?
一見合理的に見えるが人は生ものだからな。相対評価では穴を突かれて組織が腐敗することも十分あり得る。
下位5%だと分かっているなら、そいつらのレベルに合わせて下位20%程度になるよう手を抜いても問題ないわけだし、その空気が蔓延すれば全体のレベルが下がる。あるいはこのシステム自体が何かしら私的に利用されることも考えられる。
結局管理者が楽をするためのシステムでもあるんだろうけど、手を抜けばそれなりのリスクがあるってのはまあ当たり前か。
学校の通知表システムじゃんw
ってことはこの企業は無能な教師レベルが仕切ってるんだな
マスコミにリークしたり、怪文書やったり、たれ込みやったり
潰す方法なんか、いくらでもあるからねぇ。
知識、経験、実務、法律など、賢く動けない奴が退場するだけ
和を大事にするのが日本だけとか言う風潮一理ない
海外も大概やぞ下手したら日本以上
個人主義という名の全体主義やからな
やり方は別として評価制度のある会社はやりがいあると思うわ。
良いやつは昇級することも大事だが、使えないやつは下げるような制度が望ましい。
何十年もいて仕事も能力も雑魚いのが月給30万、わずか数年で下からの信頼も厚くて仕事も早くて能力も高いのに月給20万だったら本来逆の給料にしないといけないよな。もっと極端に差をつけてもいいと思うが。
評価者()をヨイショする人で溢れかえって
本来実績を上げてる人がいなくなって、ヒヤリハットが埋もれていき、
ブチキレた社員が内部告発or事故を起こしてアボンor悪名が広がって人が来ない
思想統制したらどうなるのか、ほんの少しでも想像力を働かせれば分かる気がするんだが…
こんな「常識」は覆せるほどの根拠と自信があるのかもしれない。
絶対首を切られない上位がやる改革らしきものは独裁恐怖政治と同じ。
この制度を本当に生かしたいなら例え細い道でも
経営者の首を下位の社員が飛ばせる道を作らないと
ただの気に入らない者を私刑にかけるだけの物にしかならない。
会社版山岳ベース事件だな
どうみても総括のリンチ一歩手前だ
これが成り立つのって、上に立つ人間が客観的な評価ができてその判断は常に正しいという前提条件が必要なんだよねえ
ちょっと考えればそうじゃない人間が上の立場につくことになって、権力を悪用することが分かると思うんだけど
組織として思考が硬直している会社だね