武者陵司「チャイナショックを封じ込めば再び世界的株高は実現出来る。年後半までに日本株20,900円まで高騰する。」
年初の急激な世界株安を経て、主要国の経済政策運営は新たなステージに入った。端的に言えば、協調的危機対応だ。これによって、リスクオフの大元になっている中国危機の封じ込めに成功すれば、世界株式が大きく反転上昇する可能性も高まってきた。
前回のコラムで指摘したように、2016年の世界経済は、ナンバーワンのポジティブ(米国経済)と、ナンバーツーのネガティブ(中国経済)のバランス、綱引きによってどうなるかが決まる。1月と2月こそネガティブがポジティブに勝ったが、今後は勝敗が逆転しよう。
米国経済は、15年12月の利上げ後も堅調な拡大を続けている。雇用の強さはあらためて指摘するまでもないが、消費も持ち直し、インフレ率も高まり、軟化していた製造業景況指数の復調も顕著である。また、賃金上昇圧力により労働分配率にも上昇の兆しが見られる。過去、労働分配率の上昇は景気の6合目あたりで起きており、この経験則に照らせば、米国景気後退シナリオが間違っていることは明らかだろう。
1―2月に1万5500ドル付近まで急落したニューヨークダウ平均株価もすでに1万7000ドル台を回復している。15年5月19日に付けた終値ベースでの史上最高値1万8312ドルも年内に更新する可能性がある。日本株についても、現在1万6000―1万7000円付近で低迷する日経平均株価が年央までに1万9000―2万円台を回復し、中国の情勢次第では、年後半に向けて予想される大相場でアベノミクス後の最高値(2万0900円台)を上回る可能性もあると考える。
このようなリスクオフからリスクオン相場への投資家マインドの転機は、後で振り返れば、2月末に中国・上海で開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議だったということになるだろう。G20声明に盛り込まれた「為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済及び金融の安定に対して悪影響を与え得る」との文言は、中国の政策自由度を大きく高めた。つまり、世界にリスクオフの毒をまき散らす人民元急落を防ぐためには、中国の資本規制も黙認されるということだ。これで、ジョージ・ソロス氏の中国ハードランディング発言などで勢いづいた投機筋の人民元売りも鳴りを潜めることになろう。
9月4、5日には中国・杭州でG20首脳会議(サミット)が予定されている。国際社会に中国の国威を示す晴れ舞台で、面子(めんつ)を最重視する習近平指導部がいかなる成果を強調するかは目に見えている。強権的な手段も辞さない政策総動員で人民元相場の安定性を演出するのは必至だ。むろん、中国の問題は根本から解決されるわけではなく、緩慢な長期衰退が待ち受けているにすぎないが、中国危機が当面封印される可能性は大きく高まったと言えよう。
<マイナス金利政策批判は的外れ>
中国危機が封印されれば、日銀によるマイナス金利政策導入も、日本株にとって大きな追い風となろう。1月末の導入発表からほどなくして円高・株安にマーケットが一時急激に振れたこともあり同政策に対する世間の評価は低いが、私は、時間が経過するにつれて相当大きな効果を発揮していくと考えている。
第1に、日銀当座資産からの資金の押し出し効果だ。確かに、量的緩和によるポートフォリオリバランスは、必ずしも当初の狙い通りに進展しているとは言えない。金融機関が得た国債売却代金はそのまま日銀当座預金に滞留してしまった。しかし、日銀当座預金残高の一部に対してマイナス金利が導入されたことで、滞留資金がいよいよリスク資産や貸し出しへと押し出されることが期待できよう。
第2に、量・質・金利の3次元で緩和が可能になったことで、無限の弾丸を持つ日銀(金融政策)の威圧感が格段と高まることになった。欧州中銀(ECB)同様、必要とあれば、日銀はマイナス金利幅をさらに拡大していくことになろう。副作用を恐れない黒田日銀総裁の覚悟は、リスク回避的な市場参加者を追い落とし、マーケット心理を大きくリスクテイクに誘導していくことだろう。
むろん、マイナス金利によって日銀当座預金から資金が流出すれば、マネタリーベースが縮小し、インフレ期待が弱まる恐れもある。よって、引き続き量の追求、すなわち国債購入額の増額も必要となる。その意味で、マイナス金利と量的緩和はペアで効果を発揮していくと見ている。
http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-ryoji-musha-idJPKCN0WT006
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1459124291/
20900円て、弱気すぎる
そんなに巧く危機を封じ込めるの?
株を強制的に売らせない一方
不良企業を倒産させるって
可能なのかな?
一党独裁の強権があれば可能なのかな?
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上げる要素は、マイナス金利を生かした自社株買い位しかない。
下げる要素は、企業利益の低下、景気は良くないので本決算で利益は低下するし、来年の見通しも下げる企業が続出。円高トレンドへの転換で、外国人の売り。今までの円安トレンドが終了し円高トレンドに大きく変換する。
中国景気は当分改善しないし、資材安も当分続く、ダウは少し上がるが、日経は上がらないだろ。
こいつ過去に官房長官の機密費3000万円もらってるよな
いや、こいつは別に金出さなくても大丈夫だろ。常に「株価は上がる」って言っているからw
まで読んだ
中国韓国はしぬ
これは避けられない
問題は難民をどう防ぐか
あの人が一番当たるから
この人の過去の予想の採点は?
>>36
おれが知ってる話だと
この人はライブドアショックを当てた
05年の最後に「来年は新興市場株が上がる」(週刊現代オンライン 05年12月29日号)と弱気から一転強気に予想
06年初めにライブドアショックが起こった。
この人、ドイツ証券の時代から
いつも上がるとしか言わないから、テレビに重宝されてる人じゃん
20000超えるとしてその時の、日経平均のPERとEPS
いくらだよとつっこんだら負けかなと思う
えーい庶民は黙って曲げ神様を拝んでおけばよいのだ!
へへーありがたやー
>>1という事は、1万円位か
株ヲチャ3大くるくるぱー
武者リサーチ 武者
さわかみファンド 澤上
大和証券 木野内
こっちゃ塩漬け持ってんだぞ!
最近弱気だなぁw
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コメント
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コメント (11)
こいつはもう喋るなw
俺の持ってる株の利益が減る。
封じ込めるってwwwww
中国景気の後押しもないと2万いかねーっつーの
本人はこういうネタにされてるの分かってるのかな?w
見てて笑ってしまうw
こいつ、有名な逆神じゃん
日本株オワタww 1万付近まで株には触らんわ
おいおい弱気すぎるだろ。。
4万は超えるって言ってくれないとw
逆神様が4万って言ったら株価大崩壊しかないからやめてほしいところだ…
あかん 武者が上がるって言ってるって事は下がるぞ、下手すると爆下げだな・・・
こわいなー。空売りすとこ
武者予想は、株価の上限の指標と捉えておくのが正しい
去年までは「日経平均24000越え」だった武者予想が、今回は「日経平均20900超え」まで下落している
つまり、いくらあがっても今年は、20900を超えることはないということだ
武者の予想は100%の確立で当たるからな。正反対にだけど
とんでもない奴だぜ
さっそく日経1500円近く下がったな。まだ9日程しか経ってないのに