どれだけ稼いでも倹約忘れないビル・ゲイツの生き様
20歳で起業して巨万の富を築いたが52歳でリタイア。61歳の今は、妻とともに慈善活動に没頭している。「アメリカ資本主義」の見本となる生き様だ。米フォーブス誌が発表した2016年の世界長者番付では、3年連続1位になった。しかし、金を使うことには興味がない好物のフィレオフィッシュをマクドナルドが朝食メニューから外した時には、「会社ごと買ってやろうか」とジョークを飛ばした。
ある時、友人で投資家のウォーレン・バフェットと香港に旅行したゲイツは、マクドナルドでランチをしようと提案した。するとバフェットは「ここは私がおごる」と言ってズボンのポケットをゴソゴソ探り始めた。出てきたのはクーポン券。それを見たゲイツは大笑いしたという。出張先でスイートルームを用意すると「ベッドとインターネットがあれば十分だ」と怒り出す。どれだけ稼いでも決して倹約を忘れない。
マイクロソフトを興したのはハーバード大在学中。プログラマーとしても一流だが、真骨頂は未来を見抜く眼力にある。テクノロジーの10年先を予測して経営の布石を打つ「ビジョナリー」の先駆者でもある。考え事に没頭すると、上体を前後に揺らす「ロッキング」が始まる。マイクロソフトのCEO時代には「ゆらゆらと何時間も揺れ続けるゲイツを見ていて、新参の役員が船酔いした」という逸話がある。記憶力や集中力は常人の域を超えており「アスペルガー症候群ではないか」という説もある。
スティーブ・ジョブズ率いるベンチャー企業のアップルがパソコン「アップルII」をヒットさせた直後、コンピューター業界の巨人IBMがパソコンへの参入を決断する。アップル追撃を急ぐIBMは、パソコンの将来性を過小評価していたこともあり、頭脳であるオペレーティング・システム(OS)をマイクロソフトから調達する。「世界のIBM」に採用されたことで、ゲイツは成功への階段を一気に駆け上がった。
しかし、当初マイクロソフトのOSは、アップルのOSに比べて格段に機能が劣っていた。1985年には「ウィンドウズ」を発売するが製品としてはまだ不完全で、アップルのジョブズは「できの悪いモノマネ製品」とこき下ろした。しかし、1990年発売の「ウィンドウズ3.0」で大幅な改良がなされ、インターネットに対応した「ウィンドウズ95」が爆発的なヒットになる。同い年のジョブズとゲイツは、共にパソコン時代を築き上げ、2011年にジョブズが56歳で死ぬまで、ずっとしのぎを削った。
ゲイツの野望はOSの支配にとどまらず、ワープロ、表計算、インターネット閲覧といったアプリケーション・ソフトでも競争相手を完膚なきまでに叩きのめした。強すぎるマイクロソフトは「悪の帝国」と呼ばれたが、ゲイツはこうした批判を一顧だにせず、資本主義の原点である「ウィナー・テイクス・オール(勝者総取り)」を忠実に実践した。
ゲイツにとって1つの転機は、マイクロソフトの幹部社員だったメリンダ・アン・フレンチとの結婚だ。メリンダは、屋内プール、トランポリンルーム、映画館を備えた豪邸に住んでいたゲイツに「結婚するなら普通の家に住みたい」と訴え、家族で住むための家を建てさせた。メリンダとの出会いを契機にゲイツは、富の社会還元を考え始める。
2000年にはビル&メリンダ・ゲイツ財団を設立。2006年にはバフェットが資産の85%にあたる約300億ドルをゲイツ財団などに寄付し、財団の規模は600億ドル超に倍増。世界最大の慈善基金団体となる。ゲイツは2008年にマイクロソフトでのフルタイムの仕事から引退し、2014年には会長職も退いて財団に専念するようになった。
「すべての生命は等価である」というスローガンを掲げたゲイツ財団は、その圧倒的な資金力を生かしてポリオやマラリアの根絶に力を注いでいる。ゲイツは「気前のいい慈善家」ではなく、プロジェクトの1つ1つを厳しく管理し、無駄遣いを許さない。使われるのは「自分の資産」だからだ。
勝者総取りで築いた巨万の富を、自分が最も正しいと考える方法で社会に還元する。鉄鋼王カーネギー、石油王ロックフェラーらが実践したアメリカ資本主義をゲイツは正統に継承している。
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1490797251/
大金持ちになっても、それが変わるわけではない。
>プログラマーとしても一流だが
ここがこの記事の笑うところ?
いや、初期の頃は本当に自分で書いてたらしいよ
初期の頃はほんまあふぉなプログラム多くて、解析した人全員が首かしげたのはそのせいか
>>49
先進分野に切り込んで成功した人だから、優れた人物であることに間違いないと思うが。
それがプログラマとしてなのか、プロジェクトマネージャーとしてなのかは知らないけど。
慈善事業に精出すのはそれ。
ビルゲイツ賞作ったほうがマシだって気づかない?
彼の資金力ならマジで第2のノーベル賞作れそうだなw
こいつみたいなのがいるから景気が良くならない
故障したポンプ。
吸いこんだら吐き出せ、通貨はは循環して意味を持つ運動体だ。
なんで金持ちってこういう下らないアピールするんやろ?
過剰な贅沢はしないけど朝食は最高級に体にいいやつ、なら分かるのに
そんなバフェットが好きなのは、バンズに肉を挟んだだけのヤツ。野菜なんて入れない。
あとチェリーコーク。長生きの秘訣かもしれんなw
で、飛ばし過ぎて一日に2回同じ警官に切符切られたりしてた
単純に使う所と使わない所があるだけ
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トロンの方がWin95より公正な競争を生み出したはずなのに
欲しいものなかったら使わないの当たり前だし、使ってても
普通は大金なんて使い切れない。
ビルゲーツはそれなりにお金を使っているよ
自分専用のステレオとホームシアターを持っている
バカでかいクルーザーに何百着もの服やらアクセやら並べて、選ばせてるんだぜ
買いに行かないからね、店丸ごと持ってこさせる
>>1
>ゲイツは「気前のいい慈善家」ではなく、プロジェクトの1つ1つを厳しく管理し、無駄遣いを許さない。
これは正しいな。
ユネスコだの国連だのNPOだのの連中がファーストクラスやビジネスクラスに乗ってるのを知ると、頭くるもん
エコノミーに乗って、その分も寄付に回せよってな。
金持ちは金をガンガン使うのが、世の中の為。
溜め込むから、不景気になる。
その通り。金を貯め込むのが上手いんじゃなくて、活かすのが上手いから金持ちになれるんだよな。
>バフェットは「ここは私がおごる」と言って―出てきたのはクーポン券
クーポン券つかう男はせこい等と抜かす馬鹿女に聞かせてやりたいエピソードだなw
くだらない見栄をはっているうちは、バフェットに近寄ることもできない。
クーポンを持ってるのに、彼女の手前敢えて出さないのはただの見栄っ張り。
100円の商品を本日だけ無料配布で、普段ならすぐに買えるが今日は1時間並ぶ。これは無駄。
この違いがわかるか?
とても年収5億の自宅には見えない
>>78
鳥山明なんて超ド田舎に住んでるんだぞ?
でもさすがにド田舎過ぎて不便だから引っ越そうとしたら
知事か市長が税収減るのを嫌がって鳥さんの前に専用の道作ったらしい
どこも住みなれたところが一番なんじゃね?
鈴木奈々も茨城から東京通ってるみてーだしな
使わなくても叩かれる
金持ちって大変だな
貧乏人「それなら最初から貯めなければ解決だしょ」
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コメント
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コメント (6)
下痢狂ダウン詐欺wwwwww
金を使って世の為になっても、自分の為にならないことを理解しているのだろう。
アメリカの億万長者って
良くこういう話あるよな…
子供の頃の教育とか宗教観とかそんなモンだろ。
バフェットとかと投資して社会自体を自分達の望む世界を作っていってる。巨万の富が複数集まると世界を思う方向に動かせる。怖い。
windowsの横暴さ、何とかして欲しい。
ナデラCEOの暴走が止まらないしね。
マイクロソフトもこのままじゃ先行きヤバそう。
マイクロソフトってWindowsの前はNECのパソコンに最初から入っているOSのプログラムを作ってたんだぜ
その時はマイクロソフトがアメリカの会社なんて知らなかった