日本で起業するハードルが高いのはなぜなのか?

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1: 2018/03/03(土) 02:34:28.08 ID:CAP_USER
政府は起業を増やそうと、さまざまなベンチャー支援策を実施しているが、欧米に比べると起業のハードルは高い。一歩を踏み出す人を増やすために必要なこととは?
中島星沙さん●物流会社の経営企画部に勤務。経営トップの近くにいることが多く、起業への憧れをもっている。淺場理早子さん●レンタルドレスの店舗を運営するC’zを起業。2017年で9期目。起業サポートの会社も立ち上げた。
千田はるかさん●ベンチャーキャピタル勤務。起業家や投資先を支援するプログラム運営を担当している。
※グロービス経営大学院公認クラブ「グロービス・アントレプレナーズ・クラブ」の3人の方にお集まりいただきました。
国の起業家支援制度の告知が足りない
【淺場】IT企業に勤務後、9年前にC’z(シーズ)という会社を立ち上げ、レンタルドレスサロンなどを経営しています。
【千田】私はベンチャーキャピタルの会社に勤めています。起業家予備軍や起業する人をサポートしてきましたが、正直、自分が起業するかというと、実情を知っているだけに慎重になりますね。
【中島】私は物流系の会社で経営企画や人事の仕事をしています。いずれ起業をしたいという思いがあって今、グロービス経営大学院で学んでいるところです。
【淺場】日本で起業を決断する人はまだまだ少ないと言われるけれど、どうしてだろう? 精神的なハードルが高いのかな。
【千田】そうですね。投資会社からの出資を受けるような規模の事業を立ち上げるなら、3年間は私生活も犠牲にして仕事に集中しなければいけない。女性がこれから結婚、出産をするかもしれない、趣味も楽しみたいというときに起業するのは、現実的に難しいのでは。
【中島】たしかに、淺場さんのように実際に起業している方には並外れたバイタリティーがあり、お会いして衝撃を受けました(笑)。
【淺場】例えば自分のできる範囲でできることから始めてみるとか?
【千田】副業的なスモールビジネスなら、まだ始めやすいかもしれませんね。それにしても起業のコミュニティーから女ははじかれがちというか、アウェーなんですが。
【淺場】うーん、千田さんは白黒はっきりさせたいタイプだね(笑)。確かにそういう面もありますが、金融機関には女性起業家を優遇してくれるような支援もあります。
【千田】公的なサービスでは、東京都が頑張っています。女性向けにキッズルーム付きの「スタートアップ・ハブ・トウキョウ」もつくりました。それに比べ、国全体、政府の支援制度は知られていない。アベノミクスには起業促進も含まれるはずなのですが……。
【中島】私も調べてみたんですが、経済産業省の支援があることを今回調べて初めて知ったぐらい。「働き方改革」と同じぐらいもっとPRしてほしいところです。
「お金をもうけることは楽しい」と子供に教える
【淺場】例えばアメリカと比較すると、支援も少ないし、起業認可に時間もかかるので、起業しにくい環境ではあるのかも。
【中島】アメリカの人は子どもの頃からチャリティーで物を売るとか、お金を稼ぐ経験をしてきていますよね。だから、MBAを取った後にも「就職しますか、または何かのビジネスを始めますか」と普通に起業が選択肢として出てくると聞いて、驚きました。
【淺場】教育は大事。日本も小学生ぐらいで物を売る体験をさせるべきでしょうね。ゼロをイチにするプロセスを経験している人が事業をやると強いですよ。
【中島】お金をもうけることが楽しいと思ってほしいですよね。「子どもインターン」みたいな制度をつくるといいのかも(笑)。
【千田】子どもたちには早いうちに失敗することを経験してほしいです。今の社会では1度失敗したら終わりという空気がありますが、新規事業に失敗はつきもの。プロジェクトが1000立ち上がったら、そのうち3つが成功するというぐらいの確率なんですから。
【中島】失敗を許容するとか、失敗を歓迎する文化がないですよね。
【千田】あっという間に事業を拡大し、うまくいっているように見える起業家でも、成功より失敗の数のほうが多いし、全部、昔と反対のことをやって成功したという人もいます。やっぱり失敗した経験のある人は強いです。
【淺場】1度の失敗で消えてしまったらもったいないよね。そこも、公的な支援が長期的にコミットしてくれるといいのだけれど……。
【中島】今、大きなメーカーが縮小したりしていて、そこにいた人たちの起業したいというニーズもあるでしょうしね。もっと再挑戦しやすい環境にしてほしいです。
http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1520012068/
起業して起動にのせるのはもっと大変
白い鯛焼き起業した人達
二年持たずに潰れたぞw
大体たい焼き一本でなんて考えて持つわけ無いやん
毎日食べたい奴がどんだけいるんだよ
カロリーばっかの食い物にしておいて糖尿にでもなりたいのかって話
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件数だけを比較しているのではないか?
ふいんき(略)だけで言っているのではないか?
そういえば日本でも社長がサラリーマンなのが増えている
1人は服務規程違反しおってまだ在籍中に営業活動やってたが
別に技術があるわけでもない人で
ブローカーやるって
むしろハードル低いと思うけどな
大学生でも結構社長っていう人多いし
成功すれば奪われるか、大企業にスキームごとパクられ終了
失敗すれば樹海行き
司法も行政も立法府も強い者の味方だもん
入り込む余地があるとしてもせいぜい個人経営の飲食店くらいだろ
>>23
韓国みたいに財閥系に就職出来なければチキン屋か餓死しか待っていないなら皆、チキン屋を始めるよw
肉体的にもハングリーだしw
起業に失敗しても簡単に再就職出来ると従業員が簡単に離職しちゃうからね。
美容院は毎年1000店開業して同数の店が潰れるらしい
ラーメン屋は、というか飲食は長続きしない
数年でぱーっと売って鞍替え
日本において「働く」の定義は「どこかに所属して給料明細を貰うこと」だからなあ。少なくとも役所や銀行はそう考えている。
こんなん20年くらい前のITバブルの時にも話されてたよ。
端的にいうと日本における起業は生死を賭けたものになるから。何回か破産しても大統領みたいな道はない。
そんな日本で起業するのはよほどやりたいことがある人か、せざるを得ない人のどちらか。
爆発的に増えた。
その通り。安定してそれなりの給料をもらって、生活して老後を迎えたい。
この欲が死ぬほど強いから、起業に向かわない。
>>95
起業経験なくても起業リスクはそれなりに知ってて、それに比べたら、出した金以上の損は絶対にない、ビットコインで寝かしとくとか、宝くじ買うって行動なんだろうな。
表に出さないだけで、本質的にはむしろ欲が深いと思う。
ガレージで、こちょこちょと始めて、徐々に大きくしていく。
あのアップルだって、マイクロソフトだって、最初は貧相なもんだった。
いきなり担保を要求する
つまり土地持ちか金持ちしか起業は出来ない環境
資本金をゼロ円に近づければハードルが高いとは言えない。
スーツと革靴と名刺だけで起業する。
または中古の軽トラ一台で起業するとか。
でも多くの起業家は、誰かに褒められたくて起業する。
日本じゃ一回失敗したら人生終しまいのリスクが高すぎるからな
日本は一回失敗すると残りの人生詰むもんね
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コメント
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コメント (22)
資金と経営を援助する組織が無いから、個人の責任で金を集め経営の細かな作業も自己負担に成り、失敗したら謝金が残り丸裸にされる。
米国だと失敗の責任は問われないで資金提供者が被るだけ、それでも、100件に1件が成功すれば莫大な見返りがあるから投資を厭わない。
日本の教育は、上級国民にとっての手駒を増やす事を主たる目的にしているだろ。
起業をするって事は手駒にできないって事であって、そういう出る杭は打つようにできている。
マジレスすると、日本社会は、企業風土が労働者というよりは家族という意識が強い。アメリカのように、投資を募ってはプロジェクトを解散する→また、投資を募る→繰り返しから、安定企業になって行く社会に比べ、日本は江戸時代の三井家の頃から、丁稚や奉公の風土があり、それが今なお「新規学卒叩き上げ」の名の下に続いている。なので、余所者には厳しいので、いったんレールを外れたら、どうしてもランクは下がりやすい。仕事の能力はどうしても二の次なんだな。そしてその結果、技能もその会社でないと通用しないものになりがちで、やめたらまた一から。
こんな現状で、独立する方が馬鹿。で、また、そういう奴を必要以上に見下したりするしね。
だけど、グローバル化している昨今で、大企業といえどもはやそれが通じなくなりつつあるんじゃないのかなぁ。
いわゆる村社会文化的にも日本は企業しづらいと思う
偉い人に勝ってはいけない、相応しい人が勝つべき、自分がなんて恐れ多いって感じで企業して成功するしない以前に辞退するタイプの人が多いんじゃないかな
俺なら隣の庭に会社建てられたら分野外でも真っ先に潰すわ日本はそんな国
起業は誰でも出来る
スレをざっと眺めると駄目だコイツらと悲しくなるな
企業を作って売るのを商売としている人達がたくさんいる国と、そうでない国の違いですね。
日本はようやくデフレから脱却。でも、今から起業は昔より厳しいよ。
少子化→ご新規さん減少し、獲得競争激化、宣伝費アップ
高齢化→顧客減少、口こみ減少
ウハウハの新しい商売見つけないと数年後存続難しい。
来日外国人観光客相手とか、海外相手とか。
ウハウハでない仕事ではあまり高い給料出せないから、普通の社員しか雇えない。社長がデキル社員みたいに働くってこと。当然だけどね。
そして社長は意識的に新しい商売探して育てないといけない。それが五年後の食いぶちになるかもしれないし、モノにならないかもしれない。見切るなら早く、次へ行かないと。時間との戦いだよ。
佐藤優氏が著書で力とは知恵×資本×資本だと言っている。
知恵で勝負しても、資本の二乗に阻まれやすいということ。
ホリエモンは、競争力はスピードだと言っていた。
大手が資本を動かす前に、先に気づいてかなり先回りしてどうにかなるかどうか。
誰もが気づくことに、やっぱりそれだよねと投資したら大手とぶつかる。
なげえ
銀行が糞、でFA
軌道にのせるって考えが起業を大変なものとして捉えられる一つの要因だよね
日本人は数年で稼いで畳むって考え方が出来ないから失敗する
客観的に考えて永劫続く会社なんてあり得ないんだから、終わりを考えて起業するって考えを持つべき
もの作りでもサービス業でも数年たったら飽きられるんだから、次が考えられないならすぐ畳んで、別のこと考えるか投資するべき
諸悪の根源は法人住民税の均等割。
利益の出ていない法人に人頭税を課すなんてあまりにも馬鹿げている
「日本は一回失敗すると残りの人生詰む」ってやらない人間の言い訳だからな
起業した途端に税金・社会保険・年金の徴収がくるから
実質無理なんだよね起業そのものが、本来なら大きな企業からちゃんと税を取ればいいものを
「弱い者いじめ」しかできない行政で取りやすい起業したて、中小にキツい取立してるから新しい企業が育つわけがない。それも本来回避できる税まで何も教えず満額徴収するから余計に質悪い。
まぁもう終わり感が強くて日本も持ってあと10年でしょうな。解体、解散数べらぼうに増えてるし
倒産は減ったとか書いてるけど自主廃業は含まずってオカシイよ
一回失敗すると詰むって…ほんとに一回も失敗したことないのかよお前…
日本は○○!(だからダメ)
ってやつ、大抵の外国より日本のほうがだいぶマシなことが多いよね
世界中の国の良いところだけを集めた仮想の国と比べられ負け判定食らう日本さんは気の毒
少なくとも日本より国民負担が低く、国民還元率が高い国なんていくらでもある
新規事業に失敗はつきもの。プロジェクトが1000立ち上がったら、そのうち3つが成功するというぐらいの確率なんですから。
答え出てんじゃねえかw舐めてんのかこの記事w
1%も成功しませんってもうちっとトーク内容考えろやwww
文化やろうな。アメリカとかは実力主義だから、大卒でも自信あるやつは普通に起業する。
日本は、「新卒=就職」 の概念が強すぎる。
企業に所属するのが常識として通ってしまってるから、「起業=出る杭」的なイメージがつく。
企業や社会で結果を出してる、だからこの人とは仲良くした方が得、有力な人脈が既にある。
こういうイメージがついてないと、起業を歓迎してくれない。
だから自然ハードルが高くなる。
「入社→経験を積んで一人前になる」、「起業→経験を積んで成功に近づく」、それに「働く→やりたいことやりたくないことが分かる→勉強する→働く」の3つのケース。
難度やリスクの差は当然あっても、この3つを同等に選べない社会はまだまだ人間性の成熟度で歪なんだろう。
自分が起業してるからだと思うが同世代の友人だけでも8人ほど起業してるのがいる
やってる人はやってるしやってない人はやってないというだけかと
今の日本は失業率が低い。失業率がある程度高い国は起業する人が増える、就職できないので。お隣韓国を見ればわかる、若者の失業率高すぎで就職できなかった人はみんなこぞってチキン店を開く。あと日本は、ひとまず就職し、キャリアとスキルを積んでから独立する形で起業するパターンが多い。確かに、ろくにコネも経験もないうちからいきなり起業するのはあまりに無謀だと言うのはよくわかる。
それから、今のアメリカと日本は、起業する人の割合は実はそれほど変わらない。アメリカは起業する人が減っている。ITバブルが去って、様々なIT産業の大勢が決しつつあるのも背景にはあるだろう。最新技術を持つベンチャーは大体、一流大の工学部教授とかが研究資金調達のために起こして大企業に買われるパターンがほとんどなので、そこに全くの素人がアイデア一本で入り込む余地は全くない。
もちろん文化的な違いも大きいだろうとは思う。独立志向の強い自由主義のアメリカと、武士道的な忠誠心で企業にひたすら仕える安定志向の日本とでビジネス文化の差は大きい。
そんなわけで、このご時世リスクをとる若者は全然出てこないだろうし、金融機関もリスクをとろうとせず貸したがらない。
結論:日本での起業は大変だ!