老後に家がないと家賃が1,800万円もかかるぞ。リタイア前に家を買え。
今月のLife is MONEYでは、人生の大きな支出のひとつである「住宅のお金」について考えています。先週、先々週と「賃貸生活」を考えてきましたが、そろそろ「家を買う」という選択と向き合っていきましょう。でも、なんとなく「家は買わなくちゃいけないもの」と考えてはいないでしょうか。まず考えるべきは家を買うべき理由を人生とお金の面から整理することです。
ずっと賃貸派で暮らすことのメリット、デメリット
賃貸暮らしにはいくつかのメリットがあります。最大のメリットは「気軽に住み替えられる」ということです。年収の増減、特に下がったとき「家賃の低いところに住み替える」という選択肢があるのは賃貸だけです。家族構成の変化によりもう1部屋ほしくなった、ということも賃貸ならすぐ実現できます。3人家族にぴったりの家を買ったものの、子どもが増えるという「うれしい誤算」はしばしば起きます。賃貸は広い部屋に住み替えが気楽にできます。
隣人との不和や設備の経年劣化など、住み替えを選択せざるを得ない要素もあります。ゴミ屋敷、騒音、過剰な監視など、持ち家で生じた隣人トラブルは深刻な問題になります。賃貸ならリセットができるわけです。一方で、デメリットもあります。それはやはり「永遠に家賃を払い続ける」ということです。老後に働けなくなり、収入は減少、年金生活をしているとき、確実に発生する家賃というコストは無視できません。
公的年金に「家賃手当」は含まれていない
老後に働くことが難しい年齢になったら、公的年金を受けることができます。公的年金は終身にわたって支給される老後の大きな支えですが、この水準をひもといてみると、日常生活のやりくりをできる水準ではあっても、「家賃手当」相当の額は含まれていないことが分かります。
会社員の場合、一定の要件で「家賃手当」「住宅手当」といった名目で給与にいくらか上乗せしてくれることがあります。これは労働法上の義務ではありませんが、割と多くの企業で設定されていて、47.2%の実施率(厚生労働省「令和2年就労条件総合調査」)という数字もあります。賃金が低い若年層のみ支給する(中高齢者は対象外)、賃貸契約がある場合支給する(実家暮らしなどは対象外)、職場に近いエリアに住むことを条件に支給する、など各社の判断により支払われますが、家計の大きな助けとなります。しかし、公的年金には「家賃手当」も「住宅手当」もありません。賃貸かどうかは年金支給額に反映されないのです。これは、賃貸暮らしの場合、年金生活が一気に苦しくなることを意味します。
「ついのすみか」は「老後の家賃2000万円」の代わり
生涯賃貸派を選択した場合、家賃は生き続ける限り必ず発生する固定費用になります。そして人生は100年時代と呼ばれるほどに長生きするものとなりました。老後の家賃が公的年金に含まれていないとするなら、「老後の家賃」をしっかりためてからリタイアする必要があります。たとえば、65歳で引退、90歳まで暮らすと仮定し、月6万円のシンプルな部屋に住むとします。65歳で用意すべき家賃総額はなんと1800万円です。ここには更新料や家賃保証料などは含まれていませんので、2000万円程度は考えておいたほうがいいでしょう。「老後の家賃2000万円問題」というわけです。
数字が「老後2000万円」とほぼ同じですが、これは年金で足りない教養娯楽費、交際費のためのものですから、別ものです。つまり、「老後に2000万円」+「老後の家賃2000万円」を確保してリタイアしないといけないことになります。言い換えれば、持ち家の取得はそれくらいの財産価値があるということです。どうやら「家を買う」理由のひとつは老後の「ついのすみか」確保にありそうです。
リタイアまでに家を買う決断
老後の生活を考えると家賃はもっと不確かなものです。私たちはどれくらい長生きするか分かりません。先ほどの例も100歳まで生きることを考えれば「老後の家賃2520万円問題」に増加します。物価上昇などのあおりを受け、家賃が引き上げられるかもしれません。考えてみると、国策のように住宅ローン減税が行われているわけですが、これは「国民に持ち家を取得してリタイアしてもらうため」の政策だと考えれば納得がいきます。そして、年金に家賃額が含まれていないことのつじつまも合います。
私たちは少なくとも「リタイア時」には家を手に入れておくことが望ましいと思われます。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB116W10R10C21A5000000/
都会の人は借りたほうがいい
どうせ遅かれ早かれ老人ホームか病院なんだから
病院は直ぐに追い出される
老人ホームは高いぞw
それが日本だ!
早期リタイアして、親から相続したボロ屋敷で一生終えるか、
あと5年勤めればで中古マンションくらいは買えるから、移り住むか悩ましい
あと5年ならガマンが最良策
ボロ屋敷に住んでカネ貯めとけ
マンションなんかいつでも買える
5年働いてボロ屋敷に手を加えて住む
俺は働きたくても、仕事にありつけなくて
貯金がほとんど無いよ。
家を買いたくても買えない。
この場合はどうすれば良いでしょうか?
手入れに金をかけないから
海外だと自分でペンキを塗ったりする
施主が無能だから
安物を購入、自分で手入れしない、劣化する原因をつぶさない等
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1621237480/
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今の地域には定住したくないからアパートでいい。
セキスイハイムクラスなら品質は問題ないだろうけど、子供が独立したら設備過剰じゃない?
ヘーベルハウスが維持が大変
外壁塗装に金かかるよな。
ハイムなら磁気タイルでメンテフリー。
定年過ぎても家賃や家のローン払ってたら負け組
真の勝ち組は一括で家買う
オイラの場合、子供達が面倒見てくれてる。
たくさん子供作ってほんと良かった。
それ最強のセーフティーネットだと思う
経済回せや
もう40歳過ぎて生涯独身確定しちまったから、1500万円くらいの築浅中古1Kのマンション買ってそこに住もうかなぁ。
10年で完済して、賃貸に出す。また1500万円くらいの1Kマンションを買って、10年で完済し、また賃貸に出す。
そしたら60歳になる頃には、2部屋から毎月10万円の家賃収入が入ってくるわけですよ。完璧なプランじゃね?
大家だけど、年寄にはなるべく貸さないよ。
もし亡くなった場合対応が厄介過ぎる。
正解。
隣に一人暮らしの高齢者が引っ越してきたから、俺が引っ越すよ。
ああ、つまり死臭を嗅ぎたくないのでね。
ルンバが掃除しやすい間取りで
ガスは危ないからオール電化にする
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コメント
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コメント (25)
買う買わないは別にして、老後に住む終の棲家を妄想して遊ぶのたのしい
市営団地とか3LDKの風呂トイレアリ部屋合計22畳で家賃駐車場込み2万円とかナメてんのかってレベルのがあるからな
年寄りでコネ無しで入れた人間は国から1000万円位貰ったのと同じ話になる
子供が独立した後だし狭い中古買えばいいだろ
住宅ローン組めないし、定年前後に手持ちの現金を大きく減らすのは危険。
これからどんどん人口が減っていくから買うタイミングが今じゃないのは確か
買うタイミングって家族構成だったり仕事の緩急や転勤の有無で変わる要素の方が大きいと思うけど?
いくら安くなったからと言って子供が独立してから庭付き二階建てなんて買っても意味ないし。
マンションがある地域なら築20年程度の中古マンション購入が最適解
築20年って、今に比べれば設計は古いし値下がりもあまり期待できないやん
>設計は古い
違いと言ったら間取りだが気になるならリフォームすれば?
>値下がりもあまり期待できない
新築よりはがっつり値段下がるし値段交渉できる
築40年とかになってくると値下がりもするけど修繕費、管理費が凄く高くなっていく
築20年のマンション買って20年程度で売却考えると最もバリューがある
単純に考えれば、老後は働かない事が前提ならば、ちょっと僻地の中古住宅(農園付き)でも買った方が、費用の面では効率が良いかも。
選ぶべき条件は、総合病院・スーパー・役所等が近くにある前提だが、地域によっては、免許センターが県に一か所等、不便を感じるかも。
理由は、税金が安い・・・マンションも一軒家に比較すると安いが、所有割合の土地が狭いから安くなるだけ。
地方は、土地代自体が都心と比較になrないほど安い・・・当然、土地の税金・都市計画税等が比較にならないくらい安い。
その意味で言えば、古民家をリフォームし生活するほうがお得かも、間違えてはいけない事は、無駄に広い古民家がある、当然リフォーム代はかさむ、が、諸道具販売も出来るが然程の足しにはならない。
何せ、野菜は自分の農園で作れるし、農家ほどの農地は当然不必要だが、近所付き合いができる人ならご近所のおすそ分けもある。
家庭菜園て簡単に言うけど
土や肥料や農薬や農機具を買うには軽トラないと大変だし
手入れしないと草にやられるし近所から苦情くるし(虫やらへびやらが湧いたり自宅の庭に草が侵入したり道路へ草が出たり草で見えなくなり子供が危険にさらされる等々)場所によっちゃ野生の動物に荒らされるから柵も作らなきゃだし
とにかく畑仕事なんて重労働だぞ
素人の老人じゃまず耕すだけで腰いわすよ(農家老人は皆腰が曲がってるでしょ、あれは耕すため腰を曲げるから骨(最初は筋肉から)が曲がって固定されてもう上は向けない)
高齢で一人でやるにはかなり大変なのは覚悟しといた方がいい
なぜこれだけ耕作放棄地が増えてるか…日本の個人農業なんて奴隷(お嫁さんや子供)いなきゃ回らないから
大量に物件が余ることを考えれば
中古を使い捨てにするのが純粋にコストと利便性だけで考えたら一番マシなんじゃない
そりゃ相続とか考えるなら他にもあるだろうが
あほか 例えばマンション もらったって 固定資産税 積立補修金 火災保険 給湯器 などメンテ費用 月5から6万位かかる 戸建なら 更にメンテ代かかる
一番安いのは 地方の 市営住宅だ
日本語の文章にスペースを入れる奴ってなんなの?
すげー読みづらいよな
なんかラップの歌詞カードっぽい
それが出来りゃ誰も苦労しないだろ…
障害者手帳でも無けりゃ抽選通らない
これからさらに高齢者に人気になる
若い時とか老後に家を買えとかに言う輩は買ってからのデメリットを必ず言わないねー
色々とメリットやデメリツトはあるが、少なくとも老後の家を買った後で費用面では固定資産税、国民保険料増減、定期修繕費、定額保険料等々が必ず掛かるから、それをよーく考えて好きにしろwww
割とマジで自民党の緊縮財政を変えないとほとんどの国民の老後は悲惨なことになる
もちろん政府は助ける気なんて全くない。麻生が言ってたが自己責任でよろしくだ
この政権に近い奴ら以外は大不況にコロナだ。さっさと通過発行して中小零細の経済を回さないと韓国どころかフィリピンにも負ける
持ち家にランニングコストがかからんなんておめでたいな。
刑務所と言う三食寝床付きの終の棲家がある。最近では医療と介護も付いて来るらしいから、至れり尽くせりだ。
人口減って住宅が余る、と言うけど、そもそも将来にわたって余るような場所にある物件に当たり物件は少ないよ。
将来は都心回帰は更に進むだろうから、人口減っても好物件への競争は今と大差ないと予想。
自分の父親がまさに本スレ通りだわ
家賃は本スレより少し高いけど
23区住みだけど親が若い時は今より家も安かったのに、いずれは田舎に帰るとか言い張って
家を買わずに居たけど、手足のように使ってた女房が死に今となっては一人じゃ田舎にも帰れず
当然家買うにも手が届かず
85の今でも賃貸に住んでるよ
年金も多く無いのに毎月安くない金額払ってバカじゃねーか
都内で長生きする予定なら中古でも住宅買った方が良いわ
維持費に金掛かるとしても賃貸料よか金掛からないから
田舎の場合は知らんけど
人口減で下がるってよく言われとるけど単純すぎる考え方な気もするんだよな。
その分外国人労働者が増えた場合結局変わらんやろ。
災害大国ニッポンで死ぬまで家が無事ならラッキーだね
転勤と長期出張で退職するまでは家は持てない。
老後800万位の田舎の家買ってリフォームして1000万以下に抑えるとかしないと、
老後破産するだろうなと思っている。
6万の家賃でも35年で2500万円。
80,90になっても車を手放せず人を跳ねる可能性を持っても安い不便な家を買って生活するか、
年金の大半を家賃に当てて月2,3万円の生活費で人口密度の高い所で生活をするかの2択