パチンコホールは、平日よりも土日の方が高稼働になる傾向がある。オフィス街の駅前とかにある店はその限りではないんだけど、大抵のホールは土日のほうが賑わっている。

でも、お客が大勢集まったからといって勝てるわけでもないのが難しいところで。客入りが多いと、自然とミラクルも生じやすくなる。たまたまヒキで出しただけの人も増えてくるので、活気があるように見える。

釘の状況や設定が悪くても出てるように見えるから、一見すると「今日は出す日なのかな」と思える部分もあるが、別にそういうわけでもないってホールは多い。こういうのを「稼働マジック」と呼ぶ。

じゃあ平日ならどうかという話になる。店によっては平日にちゃんと設定を入れて釘も甘くしている場合もあるが、平日に甘く調整した台を用意していても、普段働いている人にとっては全然旨味がない。旨味を享受できるのは、平日朝からホールに並べる特殊な人達だ。

平日と土日。どちらを攻めるべきなのか。パチンコユーザーは、このテーマにしばしば頭を悩ませるものだ。（文：松本ミゾレ）

■土日はヤバいのか？平日はどうなんだ？いつ打てばいいんだ？

先日、5ちゃんねるに「やっぱ土日ってパチンコ行ったらヤバい？」という質問スレッドが立っていた。スレ主は「今3連勝できてるんだが勝ち逃げした方がいい？」と質問を重ねている。恐らく平日に3連勝したと言いたいんだろう。その上で土日はさすがに負けるんじゃないかなぁと思っているってことかな？　スレッド自体はかなり短命で、ろくに論議も尽くされぬまま廃れてしまっている。ただ、こういう話って本人にどうアドバイスしても全然聞いてないってパターンだらけだから、盛り上がっても……という話ではある。

一応「平日の方がきついでしょ」という書き込みもあるんだけど、これも正直、その通りだという店もあれば、逆に平日が弱い店もあったりするので、一概に賛同も否定もしにくい……。

それこそ日本各地の、今現在生き残っているホールとなればそれぞれに強みというか、出し方の特徴みたいなものがあるため、それに沿って遊ぶ日を選ぶのがいいんだろうけどね。

たとえば集客の肝である新台入れ替え当日なんて基本的に平日だから、普通に平日働いているお客の立場からすれば、真っ先に新台に触れる機会なんてないんだよね。

新台にまっさきに触れるのは基本的には一部の人だけだ。平日の昼間に働いていない人とか、年金生活を送っているじいさんばあさんだけ。新台にいきなり良い調整を施して出迎える店もあるんで、そうなると平日は勝ちやすいということにもなる。あくまでも限定的な場面を切り取っただけの話だけれども。

逆に新台をたとえば月曜日に導入したとして、一番甘く使うのはその導入週の土曜日から、という店だってあるだろう。その店が新台をどう扱うのかってのはある程度観察したら見えてくる場合もあるが、問題はいくら観察しても、いつ出すのか分からないホールも結構あるという点。

こういうのは実際に釘も甘くないし設定も使わないけれど、立地が良いので存続しているだけのパターンもある。好意的に解釈すれば、そんな店であれば平日も土日も関係なく、いつ遊んでもいいってことが言える。

■結局は押し引きを早めに決断しなければ負ける

もっとも、土日にも安心して並べるホールの見抜き方自体は簡単だ。地域にある複数のホールの土日の客足を単純に比較すればいい。土日に結構朝から並ぶ人が多いホールと、全く並びが見られないホール。勝ちたい人がどっちを攻めるべきかは明白だ。

人の気配がないホールは、設定もなければ良釘もないと考えて、ほぼ間違いない。もちろん、問題はどの台に座るかってことなんだけど、とにかくお客が多い店は良釘、高設定の投入に期待している人がそれだけ多いということになる。だから、とにかくどれだけ人が並んでいるかを基準にして店を選ぶのが大事だろう。

まあ、並びが多いからと言って自分が良い台を確保できるかは別問題で、ダメな台はちゃんと多数あるから、結局は押し引きを早めに決断しなければ負けるんだけどね。

郊外の大型店舗となると、土日には近隣の常連さんたちが休みだからと大勢押し寄せて繁盛しているケースが結構見受けられる。こういうホールは平日より土日に…（以下略、続きはソースでご確認下さい）

https://news.livedoor.com/article/detail/28299695/