首都圏の新築一戸建てが1,000万円台!住宅価格を崩壊させた『パワービルダー』とは?
1: 北村ゆきひろ ★ 2014/11/30(日) 22:37:39.79 ID:???.net
リクルートが運営する不動産情報サイト「スーモ」に登録されている、2000万円以下で売り出されている新築一戸建ての件数だ。1都3県を合わせると、ざっと1500件近い数の1000万円台物件が登録されているのである。ちなみに、2004年には100件前後、07年には200件前後であったから、いかに激増しているかがわかる(いずれもスーモの前身「住宅情報ナビ」での同条件検索結果)。
検索結果を詳しく見てみると、4LDK以上の最安物件は千葉県北西部の1430万円。土地41坪、建物30坪の堂々たる外観。最寄り駅から東京駅まで69分で通勤できる閑静な住宅地に建つ新築の土地付き物件が、大手住宅メーカーの建築価格よりも安いのだから、これぞ驚異のコストパフォーマンスだ。
もちろん、新築でそんなに安いのは、間取りがいまいち使いづらかったり、駅からの距離が遠かったり、人気のない私鉄沿線だったりといったデメリットが必ず潜んでいるのだが、それにしてもマイホーム購入希望者からすれば、あっと驚くインパクトは十分あり、一度その価格を知ってしまうと、ほかの物件がすべて高く見えるから不思議だ。
ひとつの物件を複数の不動産仲介業者が登録しているため、実際に購入検討対象になる物件数はこの数分の1になってしまうものの、それでも1000万円台の新築一戸建は首都圏でも、いまや珍しくもない存在になっているのは間違いない。
新築戸建て市場崩壊の立役者となっているのが「パワービルダー」だ。
パワービルダーとは、1990年代後半から主に関東地方で大量に低価格の戸建てを分譲するようになった住宅建築会社のことで、現在主要各社はどこも全国展開していて、一社だけでも年間数千棟規模の住宅を建てている。ちなみに、13年に関連6社が経営統合して生まれた飯田グループホールディングスは昨年度、傘下企業だけで合計3万6000棟も分譲している。
パワービルダーが分譲する物件の最大の特徴は、建売住宅の価格の圧倒的安さにある。建材の共通化や工期の短縮など、徹底したコスト管理により、従来の大手に比べると2~4割は安いと言われる販売価格を実現している。30坪・標準4LDKの間取りで、大半の物件が2000万円台だ。郊外で地価の安いところになると、1000万円台で新築戸建てを分譲している。
また、一般的なデペロッパーとは異なり、自社内に販売部門を持たず(持っていても、ごく小規模)、販売活動は原則として成功報酬で、地元の不動産仲介会社に委託するのも大きな特徴だ。在庫を抱えることを極端に避ける傾向があるため、売れ残ったら大胆に価格を下げる。一度に200~300万円単位で下げることも珍しくない。例えば、売出価格3180万円の物件が2週間余りの間に4回も価格改定が行われて、1000万円もの大幅プライスダウンが行われたケースすらある(図版参照)。
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2: 北村ゆきひろ ★ 2014/11/30(日) 22:38:12.72 ID:???.net
まるで住宅を大量生産の工業製品と同じようなポジションにしてしまったことこそが、パワービルダーの最大の功績といえるだろう。
パワービルダーの物件を品質面で大手ハウスメーカーと比べると、細部は見劣りしてしまうかもしれないが、かつて「安かろう悪かろう」といわれた建売住宅と違い、基本構造は最新の耐震基準をクリアして10年保証もついており、安全面に問題はない。
注目すべきなのは、それが不動産相場に与える影響の大きさである。例えば、今まで2000万円で売りに出されていた築25年の中古物件と同じ価格帯で、パワービルダーが新築一戸建て物件を分譲すると、どのような事態が起こるだろうか。「古家付き2000万円の土地」には、もはや誰も目もくれなくなる。何しろ、新築のほうは、同じ広さの土地の上に新しい建物まで付いて2000万円なのだ。
このようなことが続くうちに、郊外の住宅地における不動産価格はどんどん下がっていくのである。アベノミクスの歴史的な金融緩和によって、不動産価格は右肩上がりのようなイメージが先行しているが、それは都心にある一部のマンションや人気沿線に限った話だ。少し郊外の住宅地に目を転じると、いまだにすさまじいまでの不動産デフレの現実を目のあたりにできるのである。
年取るとそう思うよね
自分も年取って最近買ったけど庭弄りもいいもんだ
必死にその価値を保ってる。
ミニ戸建も売れなくなったときが土地神話の終焉。
駐車場経営もできないような土地に価値があるわけがない。
空家が増えてる一方で、ミニ戸建の粗品乱造は止まらないかならね
一等地を除いて、不動産価格の崩壊がついに始まった
仕様がいくら良くても日本では資産価値は年々下がるだけ
土地に金出して建物は質素なのがいいと思う
アメリカも調子が良い都市の不動産は高いよ
まあ日本よりもはるかに立派な家のグロスが高いだけだけど
日本みたいなペラペラのサイディングの一戸建ては見ない
ところが断熱材とか
結構しっかりしてて
値段が一流メーカーな所と変わらなかったりする
粗悪工務店もたまにいるが
評価調べたらすぐわかる
値上がり期待で買う奴なんて殆ど絶滅だろ
バブル後の地価データを見るといい。
綺麗な右肩下がりだから。
今日本屋で別冊ダイヤモンドのマンション特集ぺら読みしたが、
収益還元の考え方から買い得物件をズラ~っと一覧にしてた。
が…。内容酷すぎでワロタw。
表面利回りで書いておきながら「9.6%、これは10年で元が取れる計算である」
とかなんとか書いてたw。近隣の家賃相場から物件の価値を数値化するのは大事だが…。
普通、リフォーム入れてある程度綺麗にして賃貸に回してるから…。
仲介手数料、司法書士手数料、登録免許税、不動産取得税、内装リフォーム。
固定資産税、管理費、修繕積立金、などのランニングコストもなんもなしw。
それでも値上がり期待の投機的な買い方をしないだけマシだが。
2、3年前からずっと地味に不動産バブルってるよ
こんな値段で売れるわけねーだろバカか
って売り出し価格つけて、案の定売れ残ったままな物件とか多い
あまりに反応がなさすぎて、一旦消えて、何ヶ月かしてまた出てくるw
2、3年前は株価下落や景気理由でのさよならが今より多かったからだ
マンションに革命を起こした!的に言われてたんだぜ。
安くて良いものなんかないんだよ。良いものは今でも高いんだよ。
評判の良い地元の工務店に頼むのが一番だな。
価格だけ高い大手ハウスメーカーも信用ならんし。
固定金利2%でフルローン組んで
4000万を5%程度でまわせる投資に突っ込むのが金持ちのやり方だよ
おまえはそんな考えだから貧乏人なんだ
500万円ぐらいの任意売却のボロ物件に住んで、純利回り10%越えの任意売却物件を青色申告の個人名義に自分と嫁に分けて、3ヶ月分づついろいろ経費として按分する。
単年度で落とせる経費と償却期間が短くなるように修繕費をコントロール。
物件屋根に土地を担保にプロパー融資で10年固定1.2%で純利回り10%のソーラー売電。
金持ちなれる?
金は増えるけど500万のボロ物件に住むのはイヤだなw
単純にデカい家に住みつつその借り入れを投資で賄う方が
富裕層感が味わえて俺は好きだわ
ここ笑うとこ?
都心は不動産は全般的に上がってるし orz
いい物件は上がる、ゴミ物件は下がるとか二極化が始まった感じだな。
都心の戸建てで5000万円以下なら速攻買うわw
簡単だよ。すぐ売れるような場所に家を建てないこと。
同じ滞納でも銀行が待つとこと聞く耳持たずで競売にかけるは
すぐ転売できそうなとこは問答無用で競売。
売れそうにもないとこは滞納者の言いなり。
なるほど、見方によるけど、うまい手口だなw
カスを担保に掴ませるわけだw
今、これを買う人は残念な人なんだろうな
なりかねないな、というか既に負債にしかなっていない土地建物も多いわな・・・
実家は土地付き一戸建てだけど今は賃貸に一人暮らし、気楽だから家を買う予定なし。
家、車に限らず趣味嗜好品、食品に至るまでコストが
全てじゃないからな。所有欲、顕示欲等々。
コストだけなら一生独身、彼女無し、老朽木造賃貸、
酒タバコなし、飲み会拒否、洋服も中古ワゴンセールとかかな。
関連記事:【120年ぶり民法大改正】賃貸厨大歓喜w 敷金が戻ってきるぞぉぉぉ!
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1417354659/
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コメント
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コメント (4)
233も案外古い概念だなあ
マンションなんて空中権だけだからな、30年も経ったら何の価値も無くなる
取り壊す話も出るくらいだろw
土地があれば、バラックでもなんでも建てて、そのまま住めるけどな
都心でも川の中洲に建っているとこは基準より一千万ほど安かったりするから
元の地盤が良くない・公共交通のある場所が遠くて近所に店がない・土地は所有権ではなく一時借入の形…とかの理由で、「新築でも安い!」っつーだけじゃね? と思った。
安いには安いなりの理由がちゃんとあるもんだから、地元の工務店で評判良いところに頼むのが一番だと思うわ
大手ハウスメーカーとか技術カスで下請け叩くから職人に手を抜かれるし、あんだけテレビで宣伝したり営業沢山置いてるんだから良い建物作れるわけねーわ