【株価】「とうとう来るべきものが来た」バフェット指数が警告、時価総額とGDPは収斂する
「バフェット指標」では昨年夏から日本株は割高
世界経済の「最悪のシナリオ」も想定すべし!
闇株新聞が予測する世界の株式市場の行方
リーマンショックから昨年までの株式市場は急落があっても値動きが落ち着くと、いつの間にか株価が回復し上昇基調に戻るパターンが繰り返されてきました。しかし、今年に入ってからの下落はいつまで経っても反転する気配を見せず「これまでとちょっと違うのでは」と感じている方も多いのではないでしょうか。
経済の闇に光を当てる刺激的な金融メルマガ「闇株新聞プレミアム」は、最新号でその違和感の正体について解説しています。この相場「とうとう来るべきものが来た」と考えるべきかもしれません。
最近の世界的な株価急落、長期金利低下、資源価格下落を理解し、さらに先行きを読む場合には、少なくともリーマンショック以降に世界経済や金融市場を取り巻いていた「常識」について、検証してみることが必要です。検証を重ねることによって、近い将来に現れる可能性のある「最悪のシナリオ」もおぼろげながら読めてきました。あまり目先のことではなく、やや中期的(3か月程度)を見据えた「概況」のようなものと考えてください。
リーマンショック以降の株式市場の値動きは実体経済とはかけ離れたものになっていた
リーマンショック後の日経平均の安値は7054円(2009年3月10日)、同じくNY株式の安値は6547ドル(2009年3月9日)です。このところの株式市場が急落しているとは言っても、先週末(2月12日)の日経平均は14952円でしたので安値から2.1倍、NY株式も15973ドルで安値から2.4倍の水準にあります。
これに対し、日本の名目GDPはリーマンショック翌年(2009年)が471兆円だったのが499兆円(2015年/推定)と1.06倍にしかなっていません。米国の名目GDPは14兆4200億ドル(2009年)から17兆9700億ドル(2015年)まで1.24倍になっていますが、日米とも株価の上昇率が名目GDP成長率を大きく上回っています。ウォーレン・バフェットは、株式時価総額増加率と名目GDP成長率は長期的には収斂すると主張しており、両者を比較した「バフェット指標」で見ると日本株は昨年夏時点で割高であると警告していました。
これは日経平均が中国ショックで急落する前のことですが、今から考えると日本株は(NYを含む世界の株式も多かれ少なかれ)割高だったため、中国ショックの影響もより大きく出てしまったことになります。もっと大雑把に「世界の株式時価総額」で見てみましょう。リーマンショック直後の35兆ドルが直近では56兆ドルと、やはり1.6倍になっています。ちなみにリーマンショック後のピークは71兆ドル(2015年5月)でしたので、その時点では2倍をこえていたことになります。
世界のGDP総額については中国の数字が信用できないため掲載しませんが、リーマンショック直後から今日まで株式の時価総額並みに1.6倍になっているということは普通に考えてあり得ません。経済の実体をより正確に表すのは商品市場です(少なくとも本紙はそう考えます)。商品市場全般の値動きを示すCRB指数は、リーマンショック後の安値が200ポイント(2009年3月)、高値が368ポイント(2011年5月)です。先週末は160ポイントでリーマンショック直後の8割の水準でしかありません。
原油価格は政治的要因の影響も大きいので単純な比較はできませんが、原油先物(WTI)はリーマンショック直後の1バレル=32.40(2008年12月)だったのが114ドル(2011年5月)まで上昇し、2014年7月から急落を繰り返して先週末は29ドルとリーマンショック後の安値を下回ったままです。
確かに株式市場はそれぞれの国の代表的な企業の集合体であるため、その時価総額はその国の付加価値を示すGDPよりも増加率が大きくて当然です。何より もリーマンショック以降は世界的に金融緩和・量的緩和が行われ投資資金が溢れ返っていたので株価や時価総額が増加するのも当然でした。
しかし…いくらなんでもリーマンショック以降の株式市場と、実体の経済(GDP、CRB指数、原油価格.etc)のギャップが大きくなりすぎたのではないでしょうか!?
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1455929607/
経済が回復しなければ株価も上がらない当面株価が上昇しても一時的と見るべき
もっと正確に言うと、リ-マンショック直後からの世界的な金融緩和・量的緩和(中国だけは最初は4兆元の財政出動)の経済回復効果を、世界的に過大評価していたことになります。商品市場も2011年夏頃までは株式市場と同様に上昇し、その後もしばらくは高値圏にありました。
ところが商品市場では2013年4月に金価格が1オンス=1600ドルの高値から急落、そこから他の商品価格・資源価格も急落をはじめ、最後に原油(WTI)が2014年7月に1バレル=107ドルから急落し、全ての資源を含む商品価格が急落に次ぐ急落となり現在に至ります。
商品市場でも「最初に動く」傾向のある金価格は昨年末から17%も上昇しており、原油価格を含む商品・資源価格全般も当面のボトムをつけたような気もします。しかし、世界経済が明らかに回復しない限り(もちろん回復しません)、商品価格・資源価格全般が本格的上昇に転じることは考えられません。
株式市場も商品市場も大局的には実体経済を基準に考えますから、株式市場だけが商品市場と全く別にギャップを拡大させながら、上昇を続けるのは不可能です。世界の株式市場はいずれ行き詰まるはずでした。しかし「その時期」までを予測することは不可能でした。これまでも「いつ行き詰まってもおかしくない状況」が続いていましたが、実際の株式市場は少々の急落があっても小康状態になるといつのまにか回復し、根本的にギャップが是正されることはなかったのです。
それが本年に入ってから、いよいよ本格的に下落していると「認識」されたのだと考えます。したがって、世界の株価もここから本格的な上昇に転じるには大変な時間がかかるものと思われます。世界経済が本格的に回復し始めたとはっきりと認識されない限りは、ここから株価上昇があってもすべて一時的なものと考えたほうが良さそうです。
俺の持ち株もだ。
何年も過去最高益を更新して、この3月期もそれはほぼ確実。なのにPER7倍とか…。
一時的にせよ、売られすぎにも程がある。
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こんな無限拡大再生産なんてありえないモデルです
いずれ、どこかで行き詰るはずです
それがいよいよキターってことでしょうか?
今まで行った政策の大半が裏目に出てくる
一番の危機要因は中国の過剰生産であることは間違いない
んだ
中国経済隆盛でリーマン・ショック後続いた恐慌が隠されたからな
今後顕在化する
先進国の借金多すぎてなあ
そいつの償還期限が今年と来年と海外では言われてる
90~110円
9000~11000円
俺的には75円から100円だけどな
>>1
まあ、普通に日本経済の自然の流れは、「円高」だからな。
(戦後70年。1ドル=360円の敗戦国の屈辱の時代から、戦前の1ドル=1円の時代に回復基調)
それを、安倍が意図的に一気に円安へ降下させただけのこと。
安倍の資金力が尽きれば、その時点から再び「円高」へと戻って行くよ。
セオリー通りじゃないのかね?
1/3下がって灰汁が抜けたろ、むしろw
それはソロスやで
リフレを連呼する馬鹿が一番の原因だ。
景気刺激の緩和は必要だが、株高だけの緩和政策なんぞ必要ないわ。
リーマン直後が適正水準だったかなんて誰にも判断できなくない?
どこが実態と違うんだよ?
今の日本の株価だとPBR1倍割れ、PER13倍以下、5%以上の配当。
絶対的に割安水準じゃん!
普通金利が0.001%の時代に5000倍のリターンのどこが魅力ないのですか?
絶対にこんな水準の為替や株価を日銀が財務省は許さないよ。
投機に負けるな、日銀&財務省!為替介入して皆殺しにしてやれ!
>「バフェット指標」では昨年夏から日本株は割高
焼畑指数、ハイエナ指数って改称した方がしっくりくるな
本人が行ったのは去年の夏でその時期からすると株価落ちたので
特に割高でもなくなってるし
主な要因は日銀の日経平均ETF買いと、日経平均の指数算定基準の欠陥。
十分割安な銘柄とバカ高い銘柄が混ざっている状態。
成長性を加味してというならともかく、指数寄与度という
企業価値とは無関係な要素で割高になっている。
全体が上がるか下がるか、というよりこの歪みの解消がポイント。
ならば彼らが選ぶのは空売りファンドだ
崖っぷちにつかまってる人間の指を踏み潰すのが
一番簡単な商売だ
G20にて日経、ダウ、上海、ドイツ、フランス、香港爆上げだな。
G20が今月末だから来月初旬には日経は18000にはなるだろ
>>71
なるよ。
財政出動すれば株高になり日本円の場合は円安になる。しかも、異常に年初から円が買われたから逆に円安になる。
俺は無いと言い切れるよ。
理由は、各国が財政出動する場合、円だけが都合よく動かないから。
欧州が効果的な金融救済策を発表するなら別だが。
リーマンショックを経験した世界の財務相と中央銀行を舐めすぎ。
日銀だって金融緩和拡大する決まってんだろ。
インフレ2%まで何でもやるって言ってんだから。
配当5%とかおいしいけど株価暴落したうえで無配とかないとはいえんしなぁ。
日銀はぜひぎゃふんと言わせて欲しい
何をしかけてくるのかわかりそうなものだし
為替がこれじゃ恐慌というより長期低迷の中で悪材料が次々舞い込むスパイラルを心配するね
原油と為替に良くも悪くもデータに基づいた予想が欲しいね
>>140
原油はアメリカでは1930年代の在庫量。
つまり、この辺りがそこでしょ。
あとはシュエール会社が吹き飛べば一気に供給が減り原油は上がるよ。
ドル円は原油にペッグしたように同タイミングで上下してる。
まぁ、あとはg20、為替介入、日銀追加緩和に期待するしか無い。
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コメント
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コメント (9)
バフェット指数は、ほとんどの株価は常に割高な状態にある、っていうマーフィの法則みたいなもん。
だから逆説的にいずれ暴落は避けられないはずだ、っていう。
アメリカが70年代~80年代から、GDPが何倍になり株価が何倍になったか調べてみな。
いやそんなわけねーだろってぐらいレバレッジが掛かっててビビるから。
世界経済は今デフレに突入しつつある。金利は消失し資源は急落し、ヘッジファンドは次々に破綻か
解散に追い込まれてる。中国や欧州がひどくとも、アメリカはまだ大丈夫だというのが人々の最後の砦だが、
2008年を思い出してみな。アメ株はリーマン直前まで無風で過ごしてたのに対して、
日本株は前年のBNPパリバショックを起点に、すでに18000→12000まで売り込まれていた。
世界経済に変調があるときは必ず日本株が先に下がる。日本株は炭鉱のカナリアなんだよ。
コメント見ると買いばかりだなw
現物買いしかしなければ期待するのはわかるけど、
日経先物しかやらない自分からすると、目先の戻りは別にして、戻り切ったら売りで勝負をかける予定w
売って売って売りまくる
実はワクワクしてるんだよな…
もちろん逆に行ったらおしまいだけど今回はそれも覚悟の予定w
これから起きることは産油国を始めとする国家財政破たんの連鎖
単一企業のリーマンの破綻とは比べ物にならん破壊力
中央銀行制度の崩壊まであり得るレベル
株価がどうのこうのとかおめでた過ぎ
感情的な理由で日銀に追加緩和要求するにはどうよ…
こういうバカどもの支持って、結構洒落にならないよ
お財布の中身見い見いやってるんだから、鴨られるに決まってんじゃん…
ここ最近のエネルギーパワーバランスの変化を見てると
もうすぐ起こるのはリーマン級の不景気とかじゃなくて世界大戦でも
全然おかしくないないんじゃないかと思えてくる
世界大戦が起こった状況とは似てるが、この情報が誰でも見れる時代と諸悪の根源が一部政治家企業、特権階級ってみんな気付いてるから戦争に参加するのも馬鹿馬鹿しくなってる。実際アメリカでは国のためではなく、給与があまりに少なくて嫌々軍に入ってるやつらばかりで問題になってる
18000コール売りでチョボチョボ儲けてる
18000円まで吹き上がったら先物売りまくる予定
キタ―――(゜∀゜)―――!!
日経平均 ストップ安ぅ
今回の株安は積りに積もったひずみの解消だろうな
リーマンショックの後の不良債権問題を無理やり資金供給しまくって救済したことや
中国のイケイケドンドン政策に伴う過剰な資金供給に支えられた
実態にそぐわない成長の限界を迎えて適正化に動き出した。
コツコツ投資派の諸氏にとっては株・投信のバーゲンの開始を喜ぶべきだろうかね