２０１４年は、ちょうど新興国成長が目に見えて下火になってるのよ。ただ、バーナンキショックなどアメリカ経済が利上げに耐えられるかもしれない、という希望があった。
新興国が利上げが出来なくなる詳しく経緯は、２０１４年９月からの新興国通貨の推移、チャイナリスクについて調べて欲しい。
少なくとも、２０１４年の金融緩和はバーナンキショックなどアメリカの利上げに向けての”買える通貨”があったことが前提条件になっている。

そして、一番大事なことは、日本以外の国に買えるだけの通貨があるのかどうか、ということが大事。
そして、他の国はこれから金融緩和をするだろうか、した場合はどの程度影響するだろうか、と考えた場合、そして数少ない利上げできるであろう国であるアメリカとイギリスは通貨高に耐えられるだろうか、と考えた場合、耐えられないというのが今の市場の動きは暗示しているように思う。（日本の追加緩和後のドル円、ユーロ圏緩和後のドルユーロ）

まとめると、アメリカ経済減速して利下げ、通貨安、量的緩和しそうなどそのうちしそうだから、アメリカ、イギリス、新興国と比べてこれ以上安くならない円やユーロが相対的に買いだよっていうのが私の意見です。

安部の金融緩和の目的は、例の流出した資料の中で、借金を減らすことって言ってなかったっけ？