会見で憔悴しきっていた黒田総裁。もしかしてアメリカから圧力を受けちゃったの?
日銀“逆バズーカ”で急速な円高・株安が進行
4月28日、日銀は「追加の金融緩和」を見送りました。これを受けて、日本株式市場は急落。日経平均にして624.44円、マイナス3.61%の急落です。黒田日銀が次回6月の追加の金融緩和に含みを持たせての「4月の追加の金融緩和」を見送ったのであれば、これほどの急落にはならなかったのですが、そうではないのです。
28日の記者会見で始終憔悴しきっていた黒田日銀。
記者会見中(生放送で私はじっくり眺めていました)、黒田日銀総裁は始終、憔悴しきった様子で、しおれきっていました。これほど「覇気のない黒田日銀」の記者会見を眺めたのは初めてです。発言内容もひどく支離滅裂。黒田氏はもともと「一貫性のない人」ですが、これほど発言内容が支離滅裂な黒田氏を眺めたのも初めてです。
つい10日ほど前に、意気揚々とWSJのインタビューに応えていた黒田氏とは、とてもじゃないけど同一人物には見えませんでした。それほど、黒田日銀は憔悴しきっていました。「黒田さん、前日27日に、アメリカから圧力を受けてしまったんだ…」誰の目にも明らかでした。
「アメリカ国内の景気回復が思わしくないから、すなわち、アメリカ経済に減速懸念が出てきたから、すなわち、アメリカは引き続き『対円でもドル安』を必要としているから、日銀は28日の『追加の金融緩和』を見送るように」と、急きょアメリカ政策当局から強い圧力を受けたらしいことは、火を見るよりも明らかでした。
黒田日銀の記者会見を生放送で放映していた日経CNBCも、28日は、いつもと放送の仕方が違っていました。いつもならば記者会見と同時並行で、井上哲也氏(NRI研究員)の詳細な解説が入るのですが、今回だけは違っていた。井上哲也氏の解説もありませんでした。専門家が解説しようにも、言っていることが支離滅裂なので解説しようがないです。専門家の解説は控えるようにと、前もって日銀から日経CNBCへ申し入れがあったのかもしれませんね。
折しも、前日の27日には、アメリカ・イエレンFOMCが金融政策を発表しています(今回は声明文だけでイエレンFRBの記者会見はなし)この27日のイエレンFOMCの声明文によれば、国際金融情勢には落ち着きがみられるものの、アメリカ国内の経済が減速し始めている。各種の統計からは、アメリカ経済が二度目の利上げ着手に耐えられるような状態ではない。
「6月の利上げ」は遠のきました。アメリカ経済の減速懸念が急浮上しているのです。すなわち、今回27日のFOMC声明文は、大いに注目すべき箇所で、いくつかの変更がなされています。国内経済情勢について、「緩やかな成長」が継続としていた箇所が、「経済活動は減速したとみられる(slowed)」と下方修正された点が注目されます。
アメリカでは、4月28日に発表される第1四半期のGDPが冴えない数字になることが予想されています。FOMCも、直近のアメリカ経済の成長率のスローダウンをとても懸念しているようです。「家計支出の拡大」についても、「(より)緩やかになった(hasmoderated)」と変更されています。アメリカの家計は実質所得は増えているのですが、ここのところ支出が減っています。
インフレに関しても、前回の「最近、インフレ率が上昇した」との表現がしっかり削除されています。FOMCも、直近のインフレ率低下を懸念しているようなのです。「アメリカ経済の減速懸念」を、27日のイエレンFOMCの声明文が保証したことになります。株式市場は調整する可能性が高いです。
ただし、今回のFOMCは、国際金融情勢についてはこれまでの警戒感をいくばくか後退させています。前回3月FOMCの「世界の金融経済情勢が引続きリスクを提起する(pose risks)」という表現は削除されて、「世界の金融経済情勢を詳細に(closely)モニターする」との表現に置き換えているのです。
こうした変化の背後には、乱高下は激しいものの、「原油価格の底入れ」が明確になったことで、中東などの産出国の経済・金融に対する「過度な懸念」が後退したこと中国の「債務バブル再燃」「インフラ投資再開」について、国際社会が広く認識するようになったことなどなど、「年初の国際金融市場の不安定性」が解消し始めた点が挙げられるでしょう。
この春夏は、新興国減速懸念は遠のいたものの、先進国経済の減速懸念が急浮上してきたのです。「伊勢志摩サミット」の成功が待たれるところです。
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1462085511/
しかし、黒田、安倍よりも戦犯は他に居る。
とても立派な人と聞いた
全てが黒田総裁の責任でもあるまい
何をどうしようと日本の勝手だ
人柄とかぶっちゃけ関係ない
どんなにいい人でも結果が出なかったら駄目
日銀総裁は結果が全て
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アメリカ国債を国連分担金代わりに贈呈できないの?
アメリカ国債購入についてメディア黙殺理由は?
日本が買いたくて米国債を買っているだけだからw
何か、手はないものか?
ブルンバーグて元々そういうメディアやしワイドショーみたいなもん。
米本国でも同じ。
日高前よりも落ちてるぞ
奴等も本望だろうw
ただ、海外も重要な企業や資産は買収できないようになっているが。
これは、確かに「恫喝」ですね。
まあ、一種の「ダンピング」だしね。
逆らってみても、いいんじゃないですか。
アメリカに逆らったらどうなるか、大体、決まってますよね。
年+80兆円に量的緩和拡大したハロウィン緩和以前に戻ったし黒田はさっさと+80→100兆円へ再拡大しないと為替戻らんな。
もう相場混乱させるだけのサプライズ諦めてドラギみたいに事前通告型に切り替えれば会合開かない今月でも市場にメッセージ送れるのにな
担ぎ挙げるネタなら何でも良かった。
ショートを捨てさせてからの投げ売り暴落までは初めから仕組まれていたはず。
黒田は今日の会見で、インフレ率2%の達成目標時期を、これまでの「2017年度前半」から「2017年度中」に先送りした。
だが2017年度中と言えば2017年4月~18年3月を意味し、黒田の任期は2018年3月で切れる。つまり17年度中に2%を達成しても、出口戦略を実行・完了する時間がもうない。
おいおい、自国の失政をアメリカのせいにするなよ。
アメリカには逆らえないことは、ずっとわかっていたし、しばらく前から、アメリカはドル高は容認しないと言明しているじゃないか。
まるで、突然、梯子を外されたようにして、責任転嫁する、日本人の伝統的手法だな。
そんなの海外行けばすぐわかる
アメリカの言い分はごもっとも
そのとおりだと思う
実質実効為替レートで見れば今なお歴史的な円安水準
他国からすりゃ金融緩和はともかく為替介入なんてとんでもない話だろうな
日本の輸出産業は結局のところアメリカ市場次第なのでアメリカの言いなりになるのは仕方ないんじゃない?
それがイヤならアメリカ市場から撤退してEUなり中国で稼げばいいんじゃないの?
特にトヨタはw
財政出動がさっっぱりではないか!
そうそう、日本じゃない。真犯人はアメ公。
ちょっと違う。
アメリカは『子分を使って為替を操作させている』
一方日本等は『自らが為替を操作している』
この違いは大きい。
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コメント
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コメント (20)
日銀がどうしようと、利上げ強行か利下げまでやることないから、どうでもいい。日銀に期待している人がいるのが謎。
必死のロンガーが黒田さん叩いてるようだけど日銀が何しようが相場は決まってる
全然関係ない
シカトして介入すればいいだろ
ビビりすぎだ
お前のなかの日本は世界でどんな立ち位置なのか
あのな……今日本がどういうふうに見られてるかを理解出来てないようだけども
アメリカも初期の頃の日本の円安誘導と金融緩和は認めてたのよ、それは日本の市場を復活させる
健全化をしようとしてる、つまり資本主義にとって一番大事な『消費』市場を再生するという名目で、円安誘導黙認されてたわけ。普通の国ならやってる経済政策と法改正もやると思って
が蓋を開ければ、日本市場は崩壊の一途 円安誘導と金融緩和の副作用がアメリカ、ヨーロッパにも飛び火、本来セットでやらなくては行けなかった経済政策と法改正はなんと日本政府が無視してる。
それに堪忍袋の緒が切れたわけ、自分達の市場にまで悪影響出てるから。
現状の日本がどう見られてるか ある程度理解できたか? 円安誘導始まった頃のアメリカの発言も見てきてみな。今のようには批判されてなかったから。みんな市場回復のためならしょうがないと黙認してくれてた。その期限も過ぎ悪影響が外部に飛び火 一切経済政策はうたない、消費は増えない。
逆に今迄よく見てくれてたもんだと思うよ、もうこれ以上やるなら確実にロシア、中国と同じような国に見られるが、それでも良いと思うかい?日本の内政問題が周りに迷惑かけてる。
これが今の現状
外交摩擦は、貿易、外交に直結するからね。しょうがないね。高い関税かけられちゃ意味がないよね。
ドル高をアメリカが許容したのは、今の日本みたいに、量的緩和が一番進んでいるせいでどこの国も経済成長しないせいで通貨高になっている状態になりたくなかったって意図もある訳。
その目的が達成していて、なおかつアメリカの経済成長が鈍化しているのだから、円安を許す必要が無い訳だ。
ただ、君の意見も念頭に置く必要がある。同じ状況がルーブル合意において、アメリカとドイツ間で起こってブラックマンデーを引き起こしているからね。
もし、本当に追い詰められたとしたら、日銀が通貨切り下げ政策に乗り出す可能性も0ではなくなる。
ただ、それにしたって、ヘリコプターマネー、量的緩和などやることはある。もともとの原因は、アメリカの減速であるのだから、その状況で日本の為替介入は効果が無いと思う。
まったくだ。
どうせ叩かれるなら闘ってからだ
105円突入
金融緩和後の円安で国内に製造拠点を幾らかでも戻そうとしてるところにこの円高。
こうなると設備投資も渋るし、国内景気もだだ下がりだろうな。
早めに公的支出を拡大するなりして需要を作り出さないと失業率が上がりかねない。
庶民は使える金がなくて、民需に期待する事はもはや無理だと気づいて欲しい。
推測に妄想を重ねて記事に出来るってのが凄いね。
もはや個人のブログと変わらない。
正直、ロイター、CNN、ブルームバーグ以外見る価値ないよね。日経(笑)
ファイナンススタジアムで注目してたドル円ロンガーが損切りしてる。
戦力の逐次投入、1000通貨のナンピン、数円利確、股裂き両建てと
面白かったけど、資産がどんどん減っていく様は可哀想だ。
圧迫祭りよォォ!
アメリカのインフレ率が上がっているのだから、ドル円が反発する可能性はある。(インフレ率上昇のトレンドが終わったら、ロンガー全員死亡だが)
黒田総裁のことなんて忘れてアメリカの指標だけに注視した方が良いと思うけどな。
インバウンド消費と原油値下がりで経常黒字拡大したから円高は当然だろう
エネルギーと生鮮食品抜いたCPIは1%台だから追加緩和なしも頷ける
日銀は働いてるが政府が規制緩和と社会保障改革、労働市場の改革をしていないのがダメ 政府が糞
フランスと金融緩和で合意出来たんじゃんww
ニュース見よーぜ
量的緩和国家(EU、日本)VS金融政策に余裕のある国家(アメリカ、イギリス)
の図式か…面白くなってきた。
国ごとの金融政策が矛盾し出したということは、ブラックマンデーもあながち近いのかもしれないね。
これは、米株買っている人も大変だぞ。
>>159
そんなものは起点を何処に取るかによって全く変わってくる
損益分岐の103円は死守しないと中央銀行は義務を放棄してると言える
今までのボンクラ総裁と比べたら天と地だろ
過去の無能には何も言わなかったのに黒田に対して風当たりが強いのは今の総裁が日本にとって有益な証
アホだろお前
去った人間に何か言ったら何か変わるんのか?
そもそも白川しか知らないよねお前