投資のプロ「バブル前夜の1987年と現在の状況よく似ている」
1987年のNTT以来の大型上場となった郵政3社上場に市場は沸いた。そうした中で投資のプロたちの間では、現下の経済状況が「1987年」と符合する点が多いことが話題となっている。NTTが上場してから3年弱で日経平均株価は3万9000円台の史上最高値まで急伸した。1980年代後半のバブルの歴史から、これからの日本で何が起きようとしているのかを読み解く。
11月4日に日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の郵政グループ3社が東証1部に新規上場を果たした。取引開始直後から3社とも買いが集中。日本郵政が1631円で初値をつけて公募価格(1400円)を大きく上回り、かんぽ生命は一時ストップ高となるなど、市場に明るいニュースを振りまいた。「大型上場のニュースに反応した個人投資家の買いが中心になって勢いをつけた」(証券会社関係者)とみられており、当日は日経平均も続伸した。
郵政3社が新規上場で市場から集めた資金は1兆4000億円を超え、「今世紀最大の上場祭り」と騒がれたが、それと比較して語られるのが約2兆2000億円を集めた1987年2月9日のNTT上場だ。
「それまで株取引に興味がなかった主婦層にまで、“なんとか買えないか”という空気が広がった。今のように、ネットで売買などできる時代ではありませんでしたから、証券会社の営業マンたちは電話での問い合わせ対応に忙殺されていました。買い注文が殺到し、NTT株は上場翌日の2月10日まで初値がつかなかった」(同前)
NTT上場は個人投資ブームを加速させ、「財テク」という流行語も生んだ。そして、日本経済はその勢いを駆ってバブルへと突き進んでいった。まさにバブル前夜にあったといえる1987年だが、実は「元国営企業の大型上場」という点以外にも2015年と符合する点が多い。そのことが、当時を知るベテラン投資家の間では話題になっている。マーケットアナリストの平野憲一氏(ケイ・アセット代表)はこういう。
「1987年と現在を比べると、『原油価格の下落』『大規模な財政出動』『継続的な金融緩和』といった、日本市場での株価上昇を期待させる共通項が数多いのです」
◆マイナス金利に突入
原油価格は1980年代前半まで1バレル=30ドル台で推移していた。それが2度のオイルショックを経験した
各国の省エネ技術開発などの成果が出てきたことで需要が減り、1987年には1バレル=10~20ドル台にまで急落した。原油価格の下落はガソリンや原材料価格の値下がりにつながり、日本経済にはメリットが大きく、それが1980年代後半の好景気の一因となった。
一方、現下の状況に目を向けると、昨夏まで1バレル=100ドル台をつけていた原油価格は今年に入ってから1バレル=40~50ドル台にまで急激に値を下げた。アメリカで起きたシェール革命(※注)によって石油が
大きく増産され、国際価格が押し下げられたのだ。やはり日本経済には好材料として受け止められている。 【※注/これまで困難だった「シェール層」と呼ばれる地層から石油・天然ガスの抽出が可能になった】
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財政出動と金融緩和についても、当時と今の状況は重なり合う。「1985年のプラザ合意によって為替が急激に動き、不況に苦しんでいた日本では、1986年に3兆円、1987年にも減税を含めて6兆円規模の緊急経済対策が行なわれました。また日銀は1985年に5%だった政策金利を1987年には2.5%まで引き下げる大胆な金融緩和策を取りました。この利下げによって企業や個人は資金調達しやすくなり、株や不動産に投資する動きが加速しました」(株式評論家・植木靖男氏)
財政出動と金融緩和は、アベノミクスの二枚看板だ。前出・平野氏が解説する。
「先日も、安倍政権が景気対策として3兆円規模の補正予算の検討に入ったと報じられたばかりですし、黒田東彦・日銀総裁は異次元緩和の継続を決めました。1987年当時とそっくりな流れができています。
現在の日本はゼロ金利が続いていますが、ここからさらに、1987年のような利下げが行なわれる可能性があるとみています。つまり“マイナス金利”の導入です。マイナス金利は、乱暴にいえば『銀行にお金を預けると金利を払う』『お金を借り入れると金利がもらえる』というあべこべな世界です。貯蓄から投資への流れがさらに加速することになるのです」
28年前、NTTは「原油安」「景気対策の財政出動」「投資を促進する金融緩和」という3つの好材料が揃った状況で上場した。1987年2月の上場時、日経平均株価は2万円前後で現在とそれほど変わらない水準だったが、NTT上場で勢いがついたかのように急激な伸びをみせ、調整を挟みながらも1989年12月の3万9000円台という史上最高値へ続いていった。
※週刊ポスト2015年11月20日号
いつくるんだよ、そのバブルとやらは
欧州とか短期国債でマイナスおおいんじゃなかったか?
私は就職2年目で夏5ヶ月冬6ヶ月決算4ヶ月15ヶ月分出たし
残業も青天井で出ていたのを覚えてる
金融屋かな?ボーナス立つと言われてたなw
うちなんかボーナス30万ほどだった。
その頃はバブルだとか言う人はいなくて
一旦上がったら絶対に下がらないと思ってた
下がるんなら銀行が金貸しっこないしと思ってた
その通り
不動産が何故か「ノーリスクハイリターン商品」という扱いになっていた
静岡銀行が有名
審査があまりにも渋くて「しぶぎん」とか言われてたよね
後から見れば静銀が大正解だったけどね
今と全然違うじゃん。
・2020年の東京五輪
・原油安、円安からの輸出増進における企業活性化
・TPPによる食材価格の安定化
これだけ好材料が揃ってるんだから、全然バブルじゃないだろ
ちゃんと実体経済に即した株価だ、むしろ今の倍ぐらいに上がったって驚かないよ
いや、単純に金融緩和の影響だ
実体経済とはあまり関係がない
緩和はここ最近されてないよ
先月末の緩和期待の時も結局はしなかったけど、それでも円安に進行してるからね
似てないッスね。
むしろ自分に都合が良くなるよう、虚実織り交ぜて話ことはあろう。
なんかバカな記事だな
バブルのときは株よりも不動産価格の上昇が激しく
不動産投資の結果が焦げ付いて崩壊した。
株は付属に過ぎない。
中国のほうが危ないんじゃねえの
間違いなくバブルだよな
土地云々は関係ないんだよw
NTTのときは、ドリフのコントで、ガウン着た高木ブーが、「俺、NTT株持ってるよ」とか言いながら、「NTT」と書かれた野菜の株を持ち上げていた。
何というか、「新時代」みたいなね。
郵政上場なんて、「やっとか」くらいの話だろ。
ただ、今回も「新時代」が来るのは確かだね。
「非経済成長時代」だけどなw
皆、株不動産買い出すかな?
今の日本は他国との優位性がない。
1980年代の日本は今の韓国だから、韓国株はバブル化するかもね。
株価上昇のきっかけがあるとしたら金融緩和~出口戦略の間か。
2006から2007年につけた高値を超えてから言ってくれ・・・
値嵩株と3ばかで日経だけ吊り上げてるようにしか思えんがww
世界には運用しなければならないカネがたくさんある。
各国の年金、企業のカネ、ファンドのカネなどなど。
原油安で中東はもうあかん
ヨーロッパは難民とか、スペイン、ギリシャ、イタリアの債務問題がある
中国は自由主義経済じゃないし韓国は市場が小さすぎ
アメ株と日本株かっときゃしばらくいい思いが出来るだろ
当時500万はしなかったが女子大生ホイホイと言われたソアラを給料15万ほどの奴が買ってたなw
あの時のように借金を気にしない奴が多く居ればバブルは起こるかも?
引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1447076172/
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コメント
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コメント (16)
>>103は緩和状態に慣れてしまって何も感じなくなっちゃった麻薬中毒みたいだな。
追加してないだけで絶賛緩和中なんですが。
管理人はこれに色付けるべきだよね。
同意。
とても違和感があった。
北浜先生が日経3万とか言い出したら全部売って債券にシフトするわ
82が馬鹿すぎて話にならんわ
バイトの時給が平均1000円超えた時がバブル。ちなみに東京以外でな
バブルだと言う人がいる状況ではバブルではない
バブルを知ってる世代が消えてから。
真に投資のプロならうまい話を言いふらす訳がない
うまい話が出てる時ほど疑う罠
世界同時金融緩和バブルです
アメリカの利上げから徐々に崩壊が始まります
民主党政権時の株が底値の時は日本は破綻するってエコノミストみんな言ってた
安倍になって政府主導の金融緩和して株価1万5千円超えた時にバブルだ日本は崩壊するってエコノミストは言ってた
2万超えた最近もバブルだ日本は崩壊するってエコノミスト言ってた
100年間バブルだ崩壊するって言い続ければ必ず当たる時が来るだろうよ
韓国株がバブルとか頭わいてんじゃねぇの?ww
と思うんですが
バブルというガイジって定期で沸くけど、まず国中が有頂天になって狂ったように株を買って、株価もうなぎのぼりに上がってみろよ
その後に急降下しても残当だと納得したる
ここ1年ぐらい日本株はバブルだから崩壊するって主張する自称エコノミスト増えたな。
今の相場は割高感出てるけど、民主党政権の時の株価は明らかに過小評価だった。
それは日本政府(民主党)への絶望が株価に反映されてたわけなんですが。