ポンド、ユーロの安定のためドル売り協調介入が実施されれば大幅な円高となり日本の1人負けとなる可能性がある。
想定外の結果にもとづく足元の金融市場の混乱は、あくまで国民投票という政治的イベントに対するものであり、必ずしもEU離脱に向かう英国や世界経済の悪化懸念を現したものではないというところ。
専門家の中には、英国のEU離脱がリーマン・ショック以上の危機を招くと危機を煽る人もいるようである。しかし、リーマン・ショックは「金融的ショック」であるのに対して、今回の件は「政治的ショック」であり、全く別種のものである。
英国はもともとユーロに入っていない
確かに、英国がEU離脱に向かうことで、EUというこれまでの秩序が崩壊することは事実であるし、キャメロン首相が窮地に追い込まれることで、英国が政治的に不安定になる可能性も否定できない。
しかし、EU離脱とユーロ離脱を同一視してはならない。英国がユーロ採用国であれば、英国のEU離脱は欧州や世界経済に大きな打撃を与えることになる。しかし、幸いなことに英国は1992年に「イングランド銀行を打ち負かせた男」ジョージ・ソロスに打ち負かされたおかげで、共通通貨ユーロを採用しないで済んでいるし、完全変動相場制を採用している。
英国がEU離脱することで人やモノの移動に制約が加わることを懸念する声が強いが、カネの移動にはもともと制約があり、カネの移動という面においては何も変化がないことは無視されている。ポンドという独自の通貨を持っている英国は、ポンド下落という為替の調整によって関税等の障壁を補うことが可能である。
ここが、為替の調整が出来ないユーロ採用国との決定的なさである。一部からは、英国のEU離脱が離脱の連鎖を起こすという懸念もあがっているが、ユーロ採用国がEU離脱をする際に支払う代償は英国とは比較にならないものだという現実を考えると、離脱連鎖が起きる可能性は言われているほど高くないと考えるべきだろう。
英国民がEU離脱を選択した今、直近の問題は金融市場の混乱がおさまるかである。英国のEU離脱に対する金融市場の混乱に対して、主要国がドル資金緊急供給の検討をしていることが報じられている。ドル資金緊急供給が為替の介入によって行われるのか、金融機関への貸付で行われるのかは定かではないが、どのような対応がなされるかが注目されるところだ。
日本がもっとも英国のEU離脱を被る可能性
問題は、ドルの緊急供給という国際協調体制の中で、日本がどのような形で参加するかだ。為替介入でドル資金を市場に供給するとしたら、「ポンド買い・ドル売り」或いは「ユーロ買い・ドル売り」を実施することになる。しかし、英国のEU離脱を受けて1ドル100円を割る円高に見舞われている日本が、世界各国と協調して「ドル売り介入」を実施するのは常識的に難しい。
日本がドル売り介入をすることは難しいとしたら、日本が実施できるのは米ドル資金供給オペということになる。しかし、この方法は、足元で進む円高の即効薬にはならないし、世界の主要国が「ドル売り」という協調介入に動くとしたら、それ自体が円高圧力になりかねない。
これまで日米では為替市場で進む円高が「秩序的」であるか否かで対立してきた。こうした中、日本は英国のEU離脱によって世界の「秩序」が揺らぎ円高になっているにもかかわらず、介入で対応できない状況に追い込まれる可能性が出てきている。
英国国民がEU離脱を選択したことによって、最も苦しい立場に立たされたのは、英国ではなく日本なのかもしれない。
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1466757631/
そりゃ日本だけリーマンショック級なのは当たり前
>>9
日本が不甲斐ないのは認めるけど、なのに円が世界中で買われまくるって事はなんでだろーね?俺は説明できんけど、そういうルールなら高くなった円でドルを買えばいいと思うんだわ。
事件、事故など全て、どんあネガティブな情報でもとにかく円買いなんだから無敵の通貨だと思うわ。
>>13
お前にはわからない世界があるのさ。
日本の株式市場は年金と外人が主要なプレーヤー。
彼らは日本円が欲しいわけではないので、日本株を買う時に円安に振れても良いように、スワップでヘッジする。
今回のような想定外のことがあれば、株のようなリスク資産は売られる。日本株も売られる。
日本株を買っていた外人も日本株を売る。
日本株を売る時には、買う時にヘッジしたスワップも手仕舞いする。
そのため、円が買われる。
だから、株安と円高はセット。
別に円が信任を得てはいるわけではない。
日本人が日本株を売買できていないから、国内のプレーヤーがいないからこうなる。
キャメロンが責任とって辞任したから
ってことになるよ
ドイツのメルケルがお前らの投票で離脱が決定したんだから二年の間に絶対にEU出てけ!って言って怒ってた
>>1
英国のEU離脱に対する金融市場の混乱に対して、主要国がドル資金緊急供給の検討をしていることが報じられている
報じられてたか? なんのための緊急供給? ポンドとユーロの国が別れたのに
なんで「ドル」市場に介入する必要がある?
全くわからん記事だ(‘A`)
どうしたらいい?
現ナマならそのままで良いんじゃね?
それとも世界の金持ちと同じに円を買うというか円に両替して戻すか?
ソロスとか凄腕のハゲタカが雑魚を狩ってるのだからな
大喜びしてるけど今後EUとの関係がどうなるか分からないのに
しばらくは不安定な状態が続くだろう
まあポンドは暴落だが
>>273
為替レートと現地通貨立て株価指数は負の相関があるから。
言い方を変えればドル立ての株価指数が維持されるように働く。
イギリスはポンド安の分、株価は上がる。
日本は円高の分、株価は下がる。
円高になると海外投資家から見ると日本への投資比率が上がることになる。
これを是正するために売られる。
アメリカ株が逝った時、本物の円高と急落がやってくるだろう。
追加緩和してトランプになったら、関税かける宣言されてるからな。
アメリカ崩壊まちだよ。いまは。
若者の大半は残留派なんだってな
離脱派は年寄りばかり
大戦の時と同じで右翼思想って、ホントに若者を苦しめるよね
若者はいまの状況しか記憶にないんだろうし、当たり前になってるから離脱と言われてもなんかよくわかんないだろうね。
対英投資額日本無茶苦茶多いから、ダメージも比EUだと最大だろ。
オランダフランスに次ぐ投資元。
大幅に減損しつつドイツかフランスに引越し、まードイツだろうけど。
これから数年輸出産業中心に減損地獄。
まさか、本物の、消えた年金がくるとはwwwwwwwwwww。
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だったら、協調介入に入るときはスイスならスイスフランで、オーストラリアなら豪ドルで、日本なら円でポンドとユーロを買い支えるんじゃないか?
いやドルインデックスが高いのが悪要員だからこれを下げるために、各国がドルをジャブジャブ供給するんでねえのかっていうことな。
ロンドンの金融センターが、どの国に移るのかでEU内のパワーバランスが変わるかも。
日本だけリーマン級になったけどw
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>>198
俺も拳銃もってたら、印刷局にどなりこみに行きたいわ
田中角榮はできたみたいだな
それが正解。ヘリコプターマネーと言われてるけどまさにそれをすべき
全力でポンドを買い支えよう
世界の通貨安は日本が引き受けた
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コメント
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コメント (16)
※5
またデマに流されるバカ
ハリーが流してる1600人の調査で老人のせいって言ってるのさ
地域別が正しい
イングランド、ウェールズが離脱多数、スコットランド、北アイルランド、ロンドンが残留多数
ハリーの画像の左下に母数と日付見てみろ
あいつ英語完璧なのに日本人騙すなのかね(笑)
なんで全部年代対立のせいにすんの?
ただでさえ大幅予想外れたんだから、どちらかの意見にバイアスかかった、本人の希望意見は述べない方がいいんじゃないかなあ、それを判断材料にしちゃう人も(特にfx)いるんだから。
今月は様子見でお散歩でもどうぞ、位がベストなアドバイスだと思うけど。
若い世代は、単純に移民の割合が多いから残留派も多いだけな気がする
元からイギリス人の家系の若い世代は結構割れてるんじゃないかなあ
今介入しても意味ねーだろ、飲まれて終わり
270: FX2ちゃんねる 2016/06/24(金) 22:56:10.76 ID:J8imCTGm.net
全力でポンドを買い支えよう
世界の通貨安は日本が引き受けた
こいつよく言った!
日本の円は豚外人がアホみたいに買ってくれてる。ここは円安覚悟で売られたポンドを買い支え助けるべきだ!
いやぁ円安になるけどイギリスのためにはしかたない。
円安になるけどしかたない・・・
>>45
何もわかってなくて、草。
リスクオフで先進国の金利の高い国債がより多く買われるからに決まってるだろ。
その減少幅の大きさが小さい(0を超えて大きく下がらない)から、ドルに対して円高になるため。
あと、日本株だけで考えているけれど、ヘッジファンドがレバレッジをかけるためには、金利の低い通貨が必要ってことを分かってるのかね。レバレッジが大きいと金利で払うお金だってばかにならないんですが、それは。合ってるのは、払い戻しの時の円高ってとこだけだな。
よくわかんないんだけど、リスクオフするのに金利高い国債かうんけ??
リスクオフの時は、株ー>社債ー>国債ー>通貨ー>貴金属という流れで安全資産に移すのは知っていると思う。
←に行けば行くほど、利回りが高く、→に行くほど利回りが低い。
そこで問題なのが、利回りが世界中で1%~2%といった『先進国の国債』は大体同じくらいまんべんなく買われるのだけれど、利回りが0に近づいたり、マイナスになってしまうと、逆に買われる量が少なくなったり、売られてしまったりする。アメリカなど金利に余裕のある国に対して、日本やドイツがこの状態。下がる余地が無いんだね。
『長期国債の金利が下がる=その国の通貨を持つメリットがなくなる』という図式が成り立つから、多く買われた米国長期債によって、ドルの価値は下がり、少なく買われた日本長期債はあまり価値が変わらない。
為替市場は、相対的なものだから、ドル円の暴落だけ見ていると、ドルに対して円が高くなったように見える。(実際は、円はそのままで、ドルの価値が下がった)
分かったかどうか不安だけれど、参考になれば幸い。
てんきゅーべりまっち
すげーよくわかった。
逆。損するのが嫌だからリスクオフするのに、買ったら利回りがマイナスになりそうなくらい金利が低すぎる国債は買われない。
あとは、↑の説明見てちょ。
こういうときの専門家のダイジョーブという言葉ほど信用できないものはない
だが日経買ってる投資家の7割が外国人
>>45はある意味あってるわ
>>1
>>リーマン・ショックは「金融的ショック」であるのに対して、今回の件は「政治的ショック」であり、全く別種のものである。
そもそも、この違いを説明していないじゃないか(呆れ)。2つの違いは、国債が売られるほどのリスクオフか否かだから、そこを説明しないとただのニュースなんだよなぁ。
正直、こんな素人の分析見るより、ソロス、レイダリオやビルグロスの分析見ないといかんでしょ。時間の無駄。
10兆出すってよ。読売
オーイ安倍。年金返せ。
ネトウヨ「ミンスの時より株高だからセーフ」