日経平均株価25,000円を予想した週刊ポストに連日クレームの電話が入っているそうです。
毎週月曜日発売の2誌の経済記事が妙に面白い。片や日経平均「2万5000円」(週刊ポスト)、こなた「1万3000円」(週刊現代)と真逆なのだ。そんな2誌の正しい読み方を伝授!
超強気の『週刊ポスト』VS弱気の『週刊現代』
「年始からの相場を見れば、どっちが正しかったか一目瞭然だけど、2つ並べられると読み比べたくなるよね(笑)」中堅証券会社のエコノミストがこう評すのは『週刊ポスト』(小学館)と『週刊現代』(講談社)のこと。
実は、年始からこの2誌の経済記事は特にエッジが効いている。2月半ばまでに、表紙のトップを飾った大見出しを記事末に一覧にした。一覧には記していないが、2月15日発売の両誌も方向性は真逆。表紙のど真ん中という定位置からは追いやられたものの、ポスト2/26号では「『日経平均2万5000円』を託された有名企業新社長16人の『運』と『実力』」という特集を掲載。
現代2/27号は「マイナス金利、大失敗」といった具合なのだ。 なぜ、こんな対照的な大見出しが躍っているのか?週刊現代編集部の記者は「ウチは昨年11月の時点で『日本でいちばん早い2016年〈景気と経済〉大予測』という特集を組んで、来年は日経平均1万5000円を割ると予想していた。その予想通りの相場となっているだけ」と意気揚々。一方の週刊ポスト編集部記者は「最近は毎日のように、『全然当たらないじゃないか!』とお叱りの電話があります」と、意気消沈気味。
「『日本経済は絶好調』という特集を載せた新春号の実売部数が、何年かぶりに週刊現代を超えたんです。
それに気を良くして、『株は上がる』と言い続けてきましたが、相場はご覧のとおり……。今も日経平均2万5000円は到達できない水準だとは思っていませんが、単なる煽り記事とは思われたくないので、トップに記事を掲載する回数は減っていきそうな状況です」
では、情報収集力に長けた投資家たちは両誌をどう見ているのか?元外銀チーフトレーダーで、現在は個人トレーダーとして独自の相場分析記事を有料メルマガ等で配信している西原宏一氏が話す。「私も相場に関してコメントを求められることがありますが、実は強気と弱気、どちらのロジックでも相場を解説することは可能です。だから、ポストを読んでも、納得できる面もある。
問題は、その一つの主張を鵜呑みにしないこと。仮に現代の記事を読んで日経平均は下がると予想して先物を売って稼いでいる人がいるとしましょう。そういう人こそ、ポストを読んでみるべき。人間は不利な情報から目を背けてしまいがちだから。むしろ、不利な情報を収集してリスク管理に役立てるべきなのです」
資産2億3000万円の個人投資家、www9945氏も次のように話す。「マクロ経済分析に関しては現代の圧勝ですが、相場に対して弱気なため、個別銘柄に言及する機会は少ない。面白い銘柄を発掘したい投資家にとっては、その点が物足りなかったりするのです。だから、私はポスト2/12号を見て、高配当銘柄として紹介されたあおぞら銀行を暴落時に買いました」どちらに乗るかそるかでなく、ものは使いようというわけ。実際、数多のメディアをチェックしていけば、相場転換のシグナルを見つけ出すこともできるという。
「相場が好調なときは、いろんな出版社が『“億り人”の稼ぎ方』みたいな特集を組みますが、私はこれを相場が天井をつけたシグナルと見ています。相場が良ければ誰でも稼げるもの。そのなかで億単位の資産を株で築く人がポンポン出てくるっていうのは、それだけで相場の過熱感を示しているからです。逆に、相場が低調なときはポストのような、強気のメディアを注視する。
ずっとトップにあった『日経平均2万5000円』といった強気の見出しが表紙の隅っこのほうに追いやられだしたら、底打ちのシグナル。『強気のメディアも強気でいられなくなるほど下げた』ので下げは一服と見ることができるんです」
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1456735999/
西原氏もメディアの見出しの打ち方で転換点が見えてくると話す。「大手経済誌が世界同時株安とかチャイナショックといった読者の恐怖を煽るような企画を打ち出してくると、底打ちとなる印象。メディアの論調は多様であってしかるべき。逆にいえば、大半のメディアの論調が一致してしまうようなときは、相場の転換シグナルとなりやすいのです」
冒頭に登場した中堅証券会社エコノミストも「バブル期には女性誌までもが“儲かる株特集”をやったところ、そこが天井になった」と話す。今回に当てはめれば、女性誌が「日本経済崩壊」といった特集を組んだら、“そこが底”っていうこと。ちなみに、西原氏は今年の相場に対して弱気予想で、www9945氏は中立予想。これに乗っかってHBOも「日経平均1万4000円割れへ!」なんて言いだしたら……底打ちのサインになったりして……。
【週刊ポスト】
◎1/15・22合併号掲載2016年ブチ抜き大特集
日本経済は「絶好調」へ!こんな「奇跡」は今年が最後かもしれない
◎1/29号掲載緊急ブチ抜き企画
「爆騰する日本株」これからが本番だいまが買いどき、始めどき!こんなチャンスは二度とこないかも!!
◎2/5号掲載緊急ブチ抜き大特集
わずか半年で株価2万3000円大反騰する!この株安のど真ん中に三菱UFJ国際投信が出した衝撃レポート、これは必読!
◎2/12号掲載緊急ブチ抜き大特集
野村證券も、第一生命経済研究所も、カリスマ投資家も、“億り人”たちも株のプロ誰もが「日経平均2万3000円と言い出した」
◎2/19号掲載
さあ、マイナス金利祭りの始まりだ!株も金も不動産も原油も全部上がる!「日経平均2万5000円」も見えてきた
【週刊現代】
◎1/30号掲載
経済大異変日本株大暴落のXデーは3.16まずはじめは郵政3社株の投げ売りから
◎2/6号掲載
日銀内部資料を入手最悪の事態を想定せよ!激震!株価1万4000円割れへ
◎2/13号掲載
習近平が「もう日本経済を潰せ!」の指示中国「爆買い禁止令」の衝撃
◎2/20号掲載
知らないと大損する初めてのマイナス金利 預金・年金・住宅ローンほか いまあなたがすべきこと
(’16年に発売された『週刊ポスあト』『週刊現代』のうち、株、為替相場に関係のある特集の見出しのみを抜粋)
投資は自己責任だw
都合のいい情報を鵜呑みにして文句を言うとか本物の馬鹿だw
ネトウヨみたいな奴らだなwww
スポンサーリンク
どちらかというと、25000より15000円に近いね。
一番悪いのは財務官僚。無能すぎる。
予想通り上がったのは、民主党政権が崩壊したときくらいだ。
じゃあ強気のポストより弱気の現代が売れる理由は?
儲かるんだ
>>1
しかし、週刊誌に限らず、日本のエコノミストのレベルが低すぎるだろう。
この2chの経済通は、去年の夏に上海株式市場が大暴落した時に、「日本の株もこれから1万6千円まで行くだろう」と断言してる。(過去ログ確認せよ)
しかし、予想してハズれるようなエコノミストは、見苦しいからもうマスコミに出て来るなよ。
(壊れた時計も、1日に2回は正しくなる)
記念購入者が続出した名著だよねw
しかも日経ビジネスってのがワロタ
>アベノミクスの失敗は、言うなれば、序盤で亀を引き離して居眠り始めた兎の失敗。
なるほど当初、金融対策だけでも株価は上がったろう。しかし、それもゴールに至る継続が有って初めて意味を成す。
それに慢心して、消費税は上げる、財政出動はしない、18歳選挙権などの下らないことばかりで時間を潰す、すっかり夢うつつのウサギさんだ。
そうこうするうち、中国経済の衰退、少子高齢化や人口減の進行など、カメさんはゆっくりながら、一日も休まず確実にジワジワ進んでいる。
財政出動もだが、特に当初のアベノミクス第3の矢であるとされていた
構造改革を含む成長戦略をほとんど推進できなかったのが致命的だった
気象庁が長期予報が当ったのに「長雨が続くのはおまいらのせいだ」
なんてクレームが来ることがある。
>>57
もっと関係ないけど、東スポは一応取材らしきことはしているらしい。
全然しないのがゲンダイw
週刊誌は、どのレベルなんだか。
競馬新聞に「全然あたってないじゃないか」とクレーム入れるのと同レベル
金が欲しかったら、働け
でも実際は猿のダーツと当たる確率は同じ
俺は株の売買が専業なんだけども、アメリカが休日の時は本当にゴミのような値動きしかしない。日本人がもっと投資に積極的にならないと。
経営者の身内やメインバンクが株を持ち合って
投資家の影響力を極限まで排除する方式が主流である以上
個人投資家を増やしても養分が増えるだけ
日本の教育機関は疑問を持たず画一的な労働者を作るところに主眼を置いているから投資や税金年金保険の仕組みなんて学校じゃ絶対に教えない
「汗水たらして働いて稼いだお金が尊い」とか頭腐っている考えが正しいとされている国だからブラック企業もへらねーんだよ
株やFXなんてする人は屑と思わせられるんだよ日本じゃ
ま、凡人は死ぬまで働き続けなさいってこと。
今がその準備期間
これから下がることはあっても上がることはない。
今こそ最後の仕込み時ですよ。
スポンサーリンク
おすすめ記事
ツイッターで更新情報をお届け☆
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (23)
ほんと労働者の国だよな日本は
成長戦略って言うけれど日本の市場に成長の余地なんてないだろ
トレードの世界に限らず純粋に自分の判断の結果に覚悟を持って動ける奴は少ない
勝てる奴は最初から決まっている
予想だからね。企業自体は好決算。
>情報収集力に長けた投資家たちは両誌をどう見ているのか?
見てねえだろ
まだ10カ月あるわけが
逆に週刊ポストの予想が当たったら、感謝の電話が入るのかなwww
それよりムツゴロウさんの動物嫌いのなった話の方が気になる・・・
自分の金に関して他人の言を盲信する奴はそもそも投資なんてしちゃあかん
また輸入品の値段が下がってきている
悪いようにしか報道しないのは週韓ポストだな
靴磨きが株の話をしたら手仕舞い時
そういう意味ではこの手の風見鶏記事はけっこうよく当たる
ゲリノミクス整腸戦略でGDP600腸炎だから25000なんかクソ余裕だろwwww
教祖の指示でネトウヨが必死に買い支えてるよwwww
ゲリノミクスは来年も買いです!(ブリッ
日経平均が25000いきそうな時にしか儲けを出せないような人は株やれないよ
下がってる時だって損切りや買い戻しや待ちでいくらでも利益出せるのに
週刊誌の言葉なんか信じて抗議する方が悪い
増税見送りになれば株価はあがるのかね
大丈夫、野村よりはマシ。
「株も金も不動産も原油も上がる!」のキャッチコピーでワロタ。
ちょっと検証してみよう。
金が上がる=ドルが下がるー>ドル安以上に円が下がる必要があるから、①マイナス金利5%くらいかハイパーインフレ?
株が上がる=同上。①より、インフレ。ただし、実質株価は変わらないため、中身はスカスカと思われる。
原油も上がる=原油が上がると、アメリカの株価が回復する。しかし、金はアメリカの株価と逆相関と言ってもいいから、金の上昇と原油の上昇のどちらも満たすには、円がインフレになる以外あり得ない。
不動産が上がる=日本では、株価上昇のため、政府が不動産信託を買い入れているから、実質的な上昇は難しい。よって、インフレで数値上の上昇が満たすものと思われる。
結論。
上記を満たすには、円の通貨価値下落以外、あり得ない。
週刊ポストは、ドルに対する円の通貨価値の暴落を予言している????
上記の条件は、アメリカが利上げに向かっている場合。
利下げに向かった場合、金と原油の上昇は両立できるが、ドル安になるため、やはり、円の通貨価値の下落以外上記を満たすことはできない。
ただ、ドル建てで買った場合は、上記を満たすことが出来る可能性がある。
その場合は、アメリカが利下げか量的緩和に戻り、個人消費が回復する必要がある。
もしくは、インドなどのジニ係数の低い国家が先進国の製品をばかすか消費した場合だが、新興国の利上げや近年のGDPの減速からそれも難しい。
ピケティの資本収益率云々はそもそも、資本を投下するのに労働生産より低かったらそもそも資本を投下しない(働かすか、働く労働者を自分で集めて働かしたほうがよいので)あたりまえの話なんだけどな。
ファンダメンタルズは良好 企業業績はいい
本気で信じてるなら救いようのないド阿呆
まあ野球評論家が優勝予想を外して頭丸めたりするのに、
アナリストや経済学者は誤りもせずに、いけしゃーしゃーと出てくるからな。
名前表示などに、肩書きの他に、3か月、半年、1年、3年、5年、10年、の予想的中率もつけて欲しいわ。
ポストはリーマンショックの頃の過去記事が大外れだから全く信じてないよ
それにしても雑誌売り上げ増のために株高予想とは酷い
このポストの値上がりを信じて全員が株買えば日経平均25000円までいったかもな
買い煽りが足りないよポスト