株式投資で160万円を210億円にした「BNF」とは?
BNF
千葉県市川市出身。ネットトレードを始めた時は大学に在学していたが、卒業までの単位を2科目残したまま中退している。
地元の市川市に2億円の中古の二世帯住宅の豪邸を購入し、親にはトヨタ・クラウンマジェスタを贈り、港区の4億円高層マンションを購入したこと以外には、特別に贅沢をしておらず、普段は専用のトレードルームに引きこもって1人で取引している。
2008年(平成20年)の番組出演に際して対談をした久米宏によると、日本の食糧自給率の低さに関心を持ち、将来農業の立て直しに役立ちたいとの思いがあるとのこと[2]。
2008年(平成20年)9月リーマン・ブラザーズ株を取得したが、2日後に倒産。この取引で7億円の損失を出し、激昂の余りモニター2台を破壊してしまう[3]。
日経平均株価がバブル後最安値を更新した2008年(平成20年)10月でも、資産を210億に増やした。
2008年(平成20年)10月には、秋葉原駅前の地上10階・地下1階の商業ビル「チョムチョム秋葉原」の所有権を90億円程度で取得した[4]。転売や賃料収入に期待しているわけではなく、資産分散が目的としている。
2009年(平成21年)6月1日、オリックスの「第46回定時株主総会招集通知」に、第9位の大株主(2009年(平成21年)3月末時点)として記載された。持株数は107万株、議決権比率で1.19%を保有する個人筆頭株主にあたる [5]。
2010年(平成22年)3月31日の時点で、以下の企業の大株主となっていたことが、四季報などから明らかになった。
JVC・ケンウッド・ホールディングス…第2位株主、持株数=53,000,000株、持株比率=5.48%[6]
兼松…第7位株主、持株数=5,150,000株、持株比率=1.22%[7]
河合楽器製作所…第4位株主、持株数=2,300,000株、持株比率=2.69%[8]
蛇の目ミシン工業…第5位株主、持株数=3,150,000株 持株比率=1.6%
JUKI…第2位株主、持株数=5,500,000株、持株比率=4.2%
2010年(平成22年)6月30日の時点で、以下の企業の大株主となっていたことが、四季報などから明らかになった。
リサ・パートナーズ…第7位株主、持株数=7,440株、持株比率=2.10%
2011年(平成23年)秋葉原の敷地面積800平方メートル、地上6階、地下2階建ての商業ビル「AKIBAカルチャーズZONE」を購入していたことが明らかになる。170億円はすると見られている。[9](注 ラオックスの発表では60億円とされている)[10] 以前購入した「チョムチョム秋葉原」と合わせて不動産の資産だけで260億円に達する。ただ、2011年3集の四季報では全ての大株主欄から名前が消えている。
2012年(平成24年)3月31日の時点で、以下の企業の大株主となっていたことが、IR情報から明らかになった。
川崎汽船…第6位株主、持株数=24,531,000株、持株比率=3.20%[11]
当時の終値(182円)で換算すると、約44.6億円となる。
ジェイコム株大量誤発注事件 [編集]
B・N・Fがマスメディアに初めて登場したのは2005年(平成17年)12月8日、新規上場したジェイコム(人材派遣業。ケーブルテレビのJ:COMとは関連なし)の株式においてみずほ証券の男性担当者が「61万円1株売り」とすべき注文を「1円61万株売り」と誤注文し株式市場を混乱させたジェイコム株大量誤発注事件である。
この事件において7,100株を取得、同日中に市場で1,100株を売り抜け、残る6,000株(発行済み株式の41.38%)を現金決済(20億3,500万円)していたことが大量保有報告書で分かった。
わずか10分程度の間に当時の自己資金80億円の半分近くである40億円以上を投入し、当日の売買益は不明ながらも、強制決済による清算益だけでも約20億円超を稼いだ計算になる。これは、個人が相場で稼いだ利益としては最高額であるとされる。しかし当人は「いつもと変わらず冷静だった」と語っていた。
この事件以降、しばしば雑誌やテレビの取材に顔を伏せて答えていたが、2006年(平成18年)2月28日、テレビ東京の『日経スペシャル ガイアの夜明け』で素顔を明らかにする。2008年(平成20年)5月17日には日本経済新聞の1面に顔写真入りで紹介される[12]。 なお、テレビ出演の初期の頃は本名を名乗っていた。
2009年(平成21年)12月4日、みずほ証券が東京証券取引所(東証)に対して損害賠償を求めていた裁判で、東京地方裁判所が東証に107億円1212万8058円の支払いを命じた。この件について、B・N・Fは「とくに感想はありません。私には関係のないことですが、個人が誤発注をしても誰も助けてくれないことに変わりはないので、私自身、これからも誤発注をしないよう気をつけるだけです」と語った。
転載元:http://ja.wikipedia.org/wiki/B%E3%83%BBN%E3%83%BBF
スポンサーリンク
おすすめ記事
ツイッターで更新情報をお届け☆
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
ん